>>774
中国は中東の資源エネルギーを確保することが安全保障上の最重要事項であるので、ペルシャ湾〜インド洋〜南シナ海のシーレーンとその寄港地の保全、
中央アジア・東南アジア地域の政情安定化の保護、通商と交易路の保全を担保することが戦略目標だろう。

これがすなわち一帯一路。

帝国主義国家は生存圏(資源とマーケット)を求める。中国の生存圏は上の通り石油シーレーンと中央アジアであるので、中国の帝国主義的な進出方向は西方となる。

日本に資源はないし、太平洋側に抜ける通商路も米大陸とオーストラリアしかない。偶発的なミステイクを除けば、南西諸島や沖縄を標的にした侵略戦争を中国側から実行することはないと考えられる。

諸島防衛を固めなければ日本は侵略されてしまうと大騒ぎしてるマヌケがいるが、それでは中国にとっての致命的なアキレス腱となる通商路に連なっている、
ミャンマー、カンボジア、ラオス等の軍事経済の弱小国家、これらの無防備国家が中国から侵略されていないのはなぜか。 

その理由は自由貿易が確保されるならコストとリスクを犯してまで侵略する必要がないから。