防衛大臣記者会見
日時平成30年11月22日(08:47〜08:55) 一部抜粋

Q:別件ですけれども、防衛大綱のいわゆる「敵基地攻撃能力」について、
  先日の大臣会見の中で大臣は、日米の役割分担の中で、
  アメリカ側に依存する考えに変わりはないという見解を示されたのですけれども、
  一方で昨日の自民党の部会の中で、こうした先日の大臣の御発言というのは
  「敵基地攻撃能力」について言及したものであって、
  自民党が提言している「敵基地反撃能力」について言及をしていないという見方、
  指摘もあったわけなのですが、改めて、先日の発言の真意を確認したいのですが、
  防衛大綱に「敵基地攻撃能力」及び「敵基地反撃能力」は盛り込まれないという趣旨での御発言だったということで良いのでしょうか。

A:私が申し上げたのは、いわゆる「敵基地攻撃能力」については、
  これまでの日米の役割分担の中で米側に依存をしていると。
  その政府の考え方に変わりはありませんということを申し上げたわけであります。
  今、自民党の中でも議論をしていただいておりますし、与党のワーキングチームでも議論をしていただいておりますし、
  政府の有識者懇談会でも議論をいろいろしていただいておりますので、そういった議論も聞かせていただいて、
  そして最終的に政府全体で判断をしていくということでございます。