>>626
>本当に撮影されるべき場所が撮影されず、安全保障的にも防災的にも全く役立っていないという問題がある
>この問題は東日本大震災で顕在化し、ついに防衛省は情報収集衛星に見切りをつけた

>アメリカの民間衛星会社からWorld-view 4(グーグルマップに画像情報を提供してる)の撮像権を買うという
>体制を整えており、自国の衛星よりもグーグルマップの方が信頼性が高いのかよ、と当時は愕然とした覚えがある

今月の軍事研究にもそれに類したテーマの記事が載っていましたな。

そういう運用体制の不合理や非効率は元より、冷戦時代さながらの運用システム(大型偵察衛星で1日1回撮影)は
中長期的には時代遅れになるのではないかと。

既に民間のより低コストな商用画像衛星でも、1日数回は同じ場所を撮影可能になっているし、超小型衛星多数を
同一軌道上に連ねて連続撮影する「小型衛星コンステレーション計画」が実働すれば、実質数十分おきに同じ
地域を連続監視できるようになるのだから、現行の情報収集衛星システムも直ちに役立たずになる訳では無いにしろ、
将来的な技術の進歩を見据えた抜本的な変化が求められるであろうと。