米菓軍の次期攻撃型潜水艦はハンターキラー重視に復帰する
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米海軍が目指す次期高速攻撃型潜水艦は大洋での超大国間競争に復帰し、敵潜水艦の掃討を重視する。
これは海軍の30年建艦計画から議会予算局(CBO)が読み取った内容だ。

海軍は新型潜水艦調達を2034年に始める予定だ。
これまでのSSN(X)構想は現行のヴァージニア級の後継艦の位置づけだった。
ヴァージニア級の最終形はヴァージニアペイロードモジュールVPMで垂直発射管でトマホーク等のミサイル発射本数をこれまでの12本から40本に増やしている他、音響含む技術上の進歩を取り入れているとCBOはまとめている。

ただし新しいSSN(X)構想はブロック7のヴァージニア級に代わり、魚雷搭載本数を増やし、VPMは搭載されない。
VPMを初搭載したブロック5のヴァージニア級との比較では魚雷・トマホークが25本増えるとCBOは分析。

「具体的には海軍は次世代攻撃型潜水艦は水中速度を上げ、ステルス性を高め、同時にヴァージニア級を上回る魚雷本数を搭載すべきと考えている。全体としてシーウルフ級に近くなる」(CBO報告書)