あさま山荘事件

地元長野県警、東京警視庁と神奈川県警が対応
神奈川県警機動隊「配給の弁当が凍るほど寒いよ〜」
警視庁機動隊「カップヌードルならお湯入れるだけで暖かい食事が!」
神奈川県県警「美味そう!分けて!」
警視庁「東京警視庁の予算で買って持ってきたからダメー!」


佐々淳行の著書『連合赤軍「あさま山荘」事件』(文春文庫)に次のようなエピソードが紹介されている。

「事件現場では、夜には零下16度まで下がり、地元住民の好意で炊き出しのカレーライスがふるまわれたものの、
 すぐにカチカチに凍ってしまったという。佐々はこうした事態を受け、警視庁からキッチン・カーを派遣させて
 山上の機動隊員たちに温食給与することが喫緊の課題だと判断。その際、キッチン・カーでは湯茶のサービスとともに
 警備夜食としてカップヌードルを定価100円のところを半額の50円で警視庁で購入し、
 現場で50円の廉価で振る舞うことにした。
 これに対して、人質救出作戦に警視庁とともに参加していた各県警から
 「警視庁はけしからん、自分たちだけ温かいものを食べていてほかの県警には分けてやらない」と苦情が出た。
 これはまずいと思った佐々は警視庁の庶務担当者を呼ぶと、キッチン・カーを2台に増やし、
 ほかの県警や新聞記者にも食べさせてやるよう指示したという。」
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画期的新商品なカップヌードルの売り上げが本格的にブーストしたのは、このあさま山荘事件で全国生中継中の
現場で警官隊が熱々のカップラーメンをうまそうに食っている場面が繰り返し流れインパクト絶大だったから・・

というのは有名な話ですが、結局「まんぷく」ではこのネタはやらず仕舞いでしたね。
まー、この事件では死人も出ているからその意味ではNHKも自粛したのかも。