>>420
>当時、拉致被害者だった写真作家、郡山総一郎さんは東京新聞とのインタビューで「『やはり(自己責任論が)また出てくるんだな』と思った。
>日本社会はその時(2004年)と全く変わっていない」と話した。

>彼は「当時、テレビ報道で司会者が自身に『ご迷惑をかける行為』と言うことを見て、いったい何がご迷惑というのか腹が立った」と話した。

そういえばイラク三馬鹿も帰国後の記者会見では迷惑をかけまくった関係者にロクに謝罪もしていませんよな。
逆に「日本政府がイラクに自衛隊を派遣したせいで我々は迷惑した」と言わんばかりの不貞腐れた態度で。

よく自己責任論を冬山登山で例えられるけど、イラク三馬鹿やウマルはロクな情報収集もせず自分の技量を過信し、当局の警告を無視して
軽装で冬山に突っ込んだ挙句に遭難し、救助隊に多大な苦労と迷惑をかけても感謝の言葉一つ返さないのと同じですしな。

今年の夏にタイの洞窟で遭難した少年サッカーチームも、引率のコーチがいながら不用意に雨季の洞窟に深入りして自力で脱出できなくなり、
タイどころか世界中の精鋭をかき集めてようやく全員の救出に成功しました。

しかし少年らを脱出させるまでに救出部隊は大変な危険に晒されたし、実際にタイの元海軍特殊部隊のダイバーが一人殉職してしまったから、
一歩間違えば「お前らのせいで死人まで出してしまったんだぞ」と厳しい非難に晒される所でした。

その為、コーチを含む少年らとタイ政府と王室はその様な批判の声に最大限の配慮を払い、救出に尽力してくれた国内外の関係者に
最大限の感謝と配慮を示し続けたし、タイの新国王も国民全員が共感できる「物語」を欲していたから、文字通りの国家的行事として
一連の関連行事を執り行いました。

そして不幸にも殉職した元海軍のダイバーに対しても、死亡時の軍曹から一気に少佐に死後七階級特進させ、本来なら下士官兵には
まず授与されない最上級の勲章と多額の遺族年金を王室自ら授ける破格の栄誉をもってそれに報いました。

救出された少年らも、厄除けと反省の意味を兼ねて一度短期間の出家をさせた後で、助力を申し出た世界各国に返礼として少年親善大使
となって巡る仕事が待っているのだから、三馬鹿どもとは大違いです。