H2Aロケット打ち上げ いぶき2号や小型衛星載せ
朝日 2018年10月29日13時34分

>温室効果ガスを観測する衛星「いぶき2号」などを載せたH2Aロケット40号機が29日午後1時8分、鹿児島県の種子島宇宙センターから
>打ち上げられた。 打ち上げから約20分後、いぶき2号は予定の軌道に投入された。
>アラブ首長国連邦の観測衛星「ハリーファサット」や、国内の5大学が開発した小型衛星など計6機も順次切り離される。
https://www.asahi.com/articles/ASLBY2V7MLBYULBJ002.html?iref=comtop_latestnews_01

そして昨日ウリナラが「打ち上げ成功した」と主張している小型ロケットの続報。

KAIST、研究用科学ロケット「ウリセ-2号」を打ちあげ (東亜日報 10/29)

28日午前10時43分、全羅北道セマングム干拓地で長さ2.2m、直径0.2mのコンパクトで洗練されたデザインのロケットが、轟音と共に空に
打ち上げられた。
ロケットは約7秒間エンジンから火を噴きだして打ち上げられ、その後エンジンを切ったまま、さらに飛んで、約900mの上空に達した後、
パラシュートを広げてゆっくりとセマングムの沖合いに降りてきた。
KAISTが開発した研究科学ロケット(サウンディングロケット)「ウリセ-2号」だった。

ウリセ-2号はKAIST航空宇宙工学科の權世震教授チームとKAIST人工衛星研究所が2014年から開発した。
韓国航空宇宙研究院が1990〜2002年に開発して打ち上げたKSR-1、2、3以降四番目であり、民間では初の科学ロケットである。
科学ロケットとは、推進機関を開発したり、無重力試験、大気質の測定などのために打ち上げる研究・教育用ロケットである。

研究チームは同日午前8時15分、ウリセ-2号を発射台に設置し、過酸化水素と加圧用窒素ガスを順番に注入して準備を終えた。
当初、午前10時に打ち上げる予定だったが、突然吹いた突風と雨のため打ち上げが延期された。
10時10分には、注入ガスが軽く漏れる事故があったが、バルブが開かれた単純な事故だったことが明らかになって、すぐに措置が取られ、
43分に打ち上げに入って、最終的に成功した。(続く)