用語の使い方で混乱を招いているが
国際共同開発も既存機改修も基本的には新聞記事では共同開発扱い
F-22改造案も共同開発であるしテンペストに参加したとしても共同開発
自主開発案に海外企業を参加させたって共同開発になる
国内開発も海外企業がまるっきり関わらないということもあり得ない

開発方法の選択肢@国内開発A国際共同開発B既存機改修は
@とAには改造する原型機が存在しないがBは原型機が存在する
F-2やF-22改造案はBタイプの共同開発ということになる
AとBに関しては報道とかでは共同開発と表現されるが中身はまるでちがう
Bの選択肢が無くなると自動的に原型機がない新規開発になる

面白いことに新規開発ではコストが高いという批判でBの開発方法が加えられたが
なぜかそのコストでBの選択肢が脱落してしまったという予想外の事態が起きた
比較検討ができない云々という話が出るのは安いはずの開発案が真っ先にコストで脱落
しかも技術移転・情報開示という開発に関する重大懸念が全く目処が立ってないことも判明
F-2の経験からしてこれは曖昧にできないというのがコストと並んで大問題
Bの開発方法はそもそも原型機を改造することが許可されるのかという根本的な問題が出てきている

延期しろと叫ぶ連中は開発方法でBの選択肢は絶望的状況
そうするとズルズル延期させて現用戦闘機が老朽化していけば結局はF-35が代替になるという作戦にシフトしたのでしょう
どうもF-22改造案というのは無理があるというのは認識しつつあると思われる
そうなるとケチをつけては延期させようという作戦に絞られることになる