http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2018/11/06a.html

Q:F−2の後継機のことでお伺いしたいのですけれども、一部報道で次期中期防に国内産業の参画を重視する要素も明記するということですが、事実関係についてお願いいたします。

A:これも決まったかのような報道が出ていますが、まず、まだ決まっておりません。今、検討中でございます。検討するにあたっては、将来の航空優勢の確保に必要な能力、
それから、次世代の技術を適用できるだけの拡張性があるかどうか、さらには、改修の自由度というものがあるかどうか、そして、国内企業が関与できるかどうか、
現実的なコストというものがどうなるかというような観点で検討しておりますので、検討項目のポイントの一つにわが国の国内産業の関与というものが大事なポイントだと思っております。

Q:先ほどの次期将来戦闘機のことでお伺いしたいのですが、国内企業の産業の関与が大事なポイントだということで、これまでの選択肢の中に既存機の改修というのがあったかと思うのですが、
既存機の改修では国内産業の関与が限定的になるというお考えなのか、あるいは、既存機の改修であっても国内企業さえ参画できれば選択肢としてはあるというふうにお考えなのか、その辺りについて伺えますか。

A:国内開発にするのか、あるいは、国際共同開発にするのか、あるいは、既存機の改修というか派生型にするのか、色々選択肢があると思うのですが、様々に検討を今進めているところでございます。
ただ、その時に先ほど申し上げた観点でチェックするのが大事だと思っておりまして、やはり共同開発であれ派生型であれ、国内企業がどの位関与できる可能性があるのだろうか、ということはよく見ていきたいと思っております。