全長以外の問題もあるから限りなく不可能に近いと思うよ>空冷星形エンジンでモーターカノン

レシプロエンジンのクランクは構造上出力軸を横切る形で動くから、前後素通しの出力軸は作れない
よってプロペラ軸とエンジンの出力軸が一体化してる限りプロペラ軸内に銃身を通す余地は無い

現実のモーターカノンではプロペラ軸を歯車で出力軸と繋ぐ形で上にずらし、
エンジン上に取りつけた機関砲の砲身をそこに突っ込む構造で実現させてる
同馬力の水冷より背が高くなりがちな空冷エンジンで同様に軸を上にずらそうと思うと
歯車を幾つも重ねるかチェーンで繋ぐくらいしか方法が思いつかないが、
これは空冷の長所たる信頼性を殺し、短所たる冷却性を悪化させることになりかねない

ついでに空冷エンジンは前後に短いから機関砲を据える土台としては使い勝手が悪い
>>50が指摘する通り操縦席との距離も問題になる

あらゆる問題を無理やり突破して「モーターカノンの空冷機」を実現する「だけ」ならギリギリ可能かもしれないが、
おそらく故障頻発で射線も不安定、なおかつ死ぬほど不格好な前衛芸術(またの名を駄っ作機)になるだろうね