Googleのグローバルトラフィックがナイジェリアの業者のミスで中国経由になっていたことが発覚
https://gigazine.net/news/20181114-nigerian-bgp-filter-misconfiguration/
2018年11月12日(月)にG SuiteをはじめとするGoogleのクラウドプラットフォーム(GCP)の接続に問題が発生しました。
その原因を探ったところ、ナイジェリアの業者がBGPフィルターの設定を誤り、
74分間にわたってGoogleのグローバルトラフィックが中国経由になっていたことが判明しました。
ThousandEyesのレポートによると、事態はアメリカ太平洋標準時で2018年11月12日(月)の13時から14時23分にかけて発生。
ThousandEyesの社内で使用しているG Suiteに接続できなくなったことから原因を調べたところ、
Google Analyticsにも影響があることがわかり、さらにその先を調べると、ThousandEyesのオフィスから
Googleに向かうべきトラフィックが、チャイナテレコムに向かっていること、ロシアのISPを経由していることが判明しました。


ThousandEyesはサンフランシスコのネットワーク監視会社で、サンフランシスコからGoogleに送ったパケットが
同じサンフランシスコにあるGoogleではなく、ナイジェリアと中国とロシアを経由してからGoogleに行ってたそうだ
調べると世界中のGoogleに向かうパケットが中露経由だった