件のレイテ戦、四式戦がむざむざと護衛対象を壊滅させたと言われているので、俺が戦士叢書比島しょう号陸軍航空作戦で調べてきた結果を記す。

まず飛行第3戦隊は双発軽爆の部隊で、満州で猛訓練を積んだ飛行隊であり夜間飛行に熟練して、対艦攻撃の為の訓練も積んでいた精鋭部隊

壊滅の理由
・もともと戦隊側は払暁攻撃を強く希望していたのだが、既に日本側の第一次総攻撃は念密に調整されていて、白昼の突入となった

・護衛の四式戦は天候その他の理由で攻撃開始までに基地への集積が間に合わず、十分な数が揃わなかった(16機)

・そして何よりが、レイテ湾一帯の制空を担当する四式戦部隊との事前の取り決めが全くもって不十分だったこと
戦闘隊は先に離陸して制空をするものだと考え、軽爆隊は優速で航続距離の短い戦闘隊が後に離陸するものだと考えていた模様

飛行第3戦隊は戦隊長機が離陸前に滑走路の泥濘に嵌り、搬出援助の航法主任がペラで負傷、交代に20分遅延

四式戦部隊は時刻になっても第3戦隊は現れないので、雲下を言ったのだろうと単独進行して、結局所定の制空時間に敵一機と遭遇したのみでマナプラに着陸

このようにして白昼ロクな護衛も受けられずエンジン不調で引き返した3機とほか1機以外未帰還

じゃあここでオルモック上空で第3戦隊と一緒にいたのは何だったか?
言われている様な疾風ではなく、隼の可能性