F-16によるFBWの実用化により、固定翼でも可変翼機に
匹敵する離着陸性能を確保したのが当時のトレンド。
結果的にそのF-16を改造するFSXは、米議会から過剰に叩かれた訳で。

翼の高揚力装置は繊細かつ空気抵抗を増すから、
いろいろと制約が多い。離着陸時に操縦ミスで翼がモゲると死ぬ。
それならば状況に応じてFBWで操縦範囲を制限して、
高揚力装置を安全に制御すれば、従来のような
正安定性重視で安全率マシマシ?の機体デザイン>>78は不要になる。

昭和末にF-2開発でいろいろと勉強出来たのは大きいですね。
F404の購入契約を結んで、78然の近代化F-4モドキを作っていたら
たぶん遠回りになっていたと思われる。