>>887
キャメロンの馬鹿が子供手当詐欺じゃないけど、独立党支持者や保守党離脱派の票を集めるために「保守党が単独過半数をとったらEU離脱を問う国民投票をやりまーす!」と言った。
で、過半数は取れないと思っていた選挙で「うっかり」保守党単独過半数をとってしまった。
さらには国民投票で残留多数になると思っていたら離脱多数になってしまう。

通商交渉の経験も薄くなっているし、全然準備もできていないしで大揉めしてる。
挙げ句の果てにメイが「強いリーダー」になるための選挙で負けて「弱いリーダー」で確定してしまい北アイルランドのユニオニストと手を組む羽目に。

こういう経緯なので内部からの改革はありえない。イギリスが民主主義の国である限りは離脱以外の選択肢はない。
離脱派の国を増やすには、その国の離脱派が国民投票で過半数を確保して勝ってくれないといけない。
ポーランドやハンガリーは多少反統合の政権だけど反意識他界系と言った方がいい政権で、移民をたくさん流し込んでる「加害者」側でもあるから仲間作りは厳しい。
最近のイタリア政権を利用するのも離脱交渉の期限には到底間に合いそうに無いですね。

まとめると、ロンドンのお貴族サマたちは離脱なんかまったく考えていなかった。
民主主義の国ゆえに、いきなり予定外の超重大スケジュールが入って泥縄式に対応してる。
そして英国に残された残り時間はとても少ない。