NASA無人探査機、火星に着陸…内部構造調査 (読売 11/27)

米航空宇宙局(NASA)は26日、無人探査機「インサイト」を火星表面に着陸させることに成功したと発表した。
着陸に成功したNASAの火星探査機は、2012年の「キュリオシティ」以来で、8機目になる。

インサイトは今後2年間で、火星の地下の温度を測ったり、高精度の地震計で火星内部の震動を計測したりして
火星の内部構造を調査し、火星が出来た過程の解明を目指す。

NASAはこれまで、火星地表の岩石の分析から過去に水があった可能性などを明らかにしてきたが、内部構造に
本格的に迫る探査は初めてという。

インサイトは5月に打ち上げられ、約7か月をかけて火星に到着した。
時速約2万キロ・メートルで火星大気に突入し、6分半をかけてパラシュートなどで減速し、着陸した。
探査機のカメラで撮影した火星表面の初画像の送信にも成功した。

火星表面では現在、キュリオシティが探査を続けている。
03年に打ち上げた探査機「オポチュニティー」は現在、通信が途絶えているが、NASAは通信再開を試みている。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181127-OYT1T50020.html?from=ytop_ylist

火星探査機インサイトの軟着陸成功おめでとう