>>601
「2001年」が偉大なのは、現代目線で見てもまったく古臭さがないという点だわな
着るもの、食べるもの、照明、壁や天井のデザイン、機器類のインターフェイスデザイン、どれをとっても全然古びてない
(さすがに宇宙船から地球の家族へテレビ電話を掛けるシーンは、解像度やアスペクト比が古いけど、逆にいえばそれくらいしかない)
さすがキューブリック監督、奇才と呼ばれるだけあるんだわ

それに対して、「2010年」は陳腐化が早すぎた
作中に登場していた企業が2010年を迎える前に現実で倒産するわ、ドヤ顔で見せびらかすマイクロコンピュータが化石みたいな代物だわ、船内の照明だって豆電球だわ、見ていて痛々しい