何作っても売れねえべ…気がつけば「激辛の村」
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20181130-OYT1T50029.html
>中南米原産の激辛唐辛子「ハバネロ」を使った商品が、福島県平田村の「道の駅ひらた」で人気を集めている。
>東京電力福島第一原発事故を機に栽培と商品化を進めたところ、いまや農家12戸がハバネロを生産し、
>店頭にはカレー、ドレッシングなど約10種類がずらり。
>昨春からは勝手に「日本一辛村」を名乗り、海外進出ももくろんでいる。
(中略)
>11年冬、第1弾「ハバネロ味噌みそ」が完成。
>それでもハバネロは大量に余り、レトルトカレー「ハバネロ戦隊カラインジャー」も開発。
>あまり売れず、辛さ10倍の「激辛レッド」も売れ行きはそこそこだった。

>「もっとハバネロを消費できる商品を」と生まれたのがハバネロソフトだ。
>最も辛い「地獄級」の完食者を無料にすると、次々と挑戦者が現れ、既に約260人が完食した。
>人気に火を付けたのは、昨年3月に発売した、激辛レッドの30倍の辛さの「生地獄カレー」。
>なぜか激辛レッドの3倍も売れ、北陸や東海地方などからも挑戦者が訪れた。

>気がつけば、開発品は10種類以上。
>今年初めには原料がなくなり、稼ぎ時の春の大型連休前にハバネロソフトは休止に追い込まれた。
>辛酸をなめた結果、12農家に種を無料で配布し、買い取り価格も引き上げて今年は約1トンを購入した。

>道の駅に出荷する農家の平均年齢は73歳。
>意欲を維持してもらうために海外進出を目指し、
>10月中旬には千葉・幕張で開かれた海外バイヤー向け商談会に初出店した。
>イスラエル、カタール、香港のバイヤーがサンプルを持ち帰るなど、関心を示した。
>高野さんは「ハバネロは偶然の産物で、あくまで広告塔。これをきっかけに村を知ってもらえたら」と期待している

激辛は当たると美味しいのか (;・∀・)