デトロイトに住むラブドールのオーナー、その「日本オタク度」がすごかった
https://globe.asahi.com/article/11863123
(前略)
■ドールと神道の関係

デイブキャットさんの日本文化の研究は、ドールと自分の関係をめぐる洞察につながっていきます。

「8?9年前にようやく、神道のアニミズム的な側面を学ぶにいたったんだ。すべてのものに神が宿っているということは、ドールやロボットにも
魂があるということだ。僕が、ドールたちに敬意を払い、人間と同じように扱うことも正当化されるよね」

一方、西欧の小説や映画に登場するロボットたちは、たいていは災厄をもたらすものとして描かれているというのが、彼の観察です。
(中略)
デイブキャットさんとも連絡を取り合っているカーペンターさんは、こんな話をしてくれました。

「鉄腕アトムに見られるように、日本では、テクノロジーがポジティブに描かれていますよね。これに対して、西欧ではテクノロジーが人間と
対立するものとして受け止められてきた。 その根源は、ユダヤ・キリスト教文明にあると考えています」

「そこでは、生命や心のあるものを創造するというのは神の仕業であり、人間がしてはいけないという教えがある。
ですので、彫像や人形に生命が拭き込まれる物語は、たいてい不幸な結末を迎えています」

なるほど、文化や宗教の違いは、ロボットの受容にも影響を及ぼしてきたということなんですね。

「ただし、今の時代、ロボットは物語ではなく現実となっています。
配達用のドローン、自動的に敵を見つけて攻撃する兵器ロボット、セックス・ロボットなどが実用化され、付き合い方を真剣に考えなければいけない」
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ぶっちゃけ世界の中でも日本が一番セクサロイドやメイドロボの社会生活への導入の垣根が低い国だと思う。
欧米の石北会系どもは「例えロボットでも女性を模したり女性の声を出すのはジェンダー的倫理観に反する」なんて大真面目に言うぐらいだしね。