英、宇宙でもEU離脱=自前の測位システム構築へ
時事通信 2018年12月01日21時10分

メイ英政権は1日、来年3月末に予定される欧州連合(EU)離脱に伴い、全地球測位システム(GPS)のEU版
「ガリレオ」計画から脱退すると発表した。

代わりに自前のシステムを構築する方針だが、宇宙政策でも欧州の亀裂が露呈した格好だ。
 
英国はガリレオ開発のため、EU加盟国として計約12億ポンド(約1700億円)を拠出。
しかし、離脱後はEU域外国となるため、警察や救命救急、国境警備など安全保障に関わる政府専用サービスの
設計・開発から締め出される。

英国は離脱交渉で開発への参加継続を要請してきたが、EU側は首を縦に振らなかった。
 
メイ首相は「軍を不確かなシステムに依存させるわけにはいかない。(EUの)締め出し決定を踏まえると、代替案を
模索するのが正解だ」と説明した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018120100318&;g=int

でも日本と違って自前の宇宙基地やロケットを持たないメシマズ帝国が、自前のGPSシステム構築なんて
何十年先の話になるのやら?

日本みたいに地域限定システムの準天頂衛星で本土周辺をカバーし、後は米国や日本の協力を仰ぐ方式で
ないと、とても米中や欧州のそれに匹敵するシステムは作れんし。