韓国小型衛星載せたスペースX「ファルコン9」打ち上げ…「宇宙放射線を研究」 (中央日報 12/4)

韓国科学研究衛星「次世代小型衛星1号」が搭載された米民間宇宙探査企業スペースXの「ファルコン9ロケット」が成功裏に打ち上げられた。
スペースXは現地時間3日午前10時34分、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地でファルコン9の最新型「ブロック5ロケット」を打ち上げたと
明らかにした。

打ち上げ場面はスペースXのウェブサイトなどを通じて生中継された。ファルコン9ロケットが閃光と轟音とともに打ち上げられると喚声が上がった。
このロケットには韓国の科学研究衛星である「次世代小型衛星1号」とともに64基の小型衛星が載せられている。

次世代小型衛星1号の打ち上げは当初先月20日に打ち上げる予定だった。
しかしスペースX側がファルコン9の1段ロケットの点検期間を延長し先月29日に延期され、さらに気候問題でこの日に再び延期された。
次世代小型衛星1号は2年間にわたり上空575kmの低軌道で太陽爆発に伴う宇宙放射線などを測定し星の赤外線分光を観測する任務を担う。
(中略)
一方、スペースXは今回の打ち上げにより宇宙探査史上初めて3回目の再使用記録を立てた。
スペースXはまた、今年19回のロケット打ち上げを通じ年間最多打ち上げ新記録も達成した。 従来は18回だった。
このロケットは5月にバングラデシュ政府の通信衛星を地球軌道に投入したのに続き、8月にはインドネシアの通信衛星も搭載して打ち上げた。

ロケット再使用を通じて費用を節減するという目標を推進してきたスペースXは、昨年3月に1段ロケットを回収して再打ち上げに成功したが、
3回目の打ち上げは今回が初めてだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-00000008-cnippou-kr

スペースXはテスラモーターズと違って凄いなもう。
小型衛星64基一括委託打ち上げもだけど、再使用型1段目ロケットの3回目打ち上げ成功も、今後の再使用型ロケットの普及に大きく
貢献する実績になります。

JAXAも早期に安価な再使用型ロケットの実用化に目途を付けないと、2020年代の商用衛星打ち上げ需要を完全に失いかねません。