>>713
哨戒艦構想は分からないことだらけなんだけども、
とりあえず制服着てる人たちが何を考えてるか分からないと、予想する糸口も掴めない。
FPCxは、一応海自OBの提言だから、内部でディスカッションしたものが反映されてる可能性があるので
ある程度参考にはできる。FPCx必要性説明は以下のとおり。

中国海軍は最新の高速ミサイル艇PGGFを60隻以上保有している。
これは、中国が排他的権益を主張する東・南シナ海の沿岸海域の防衛・警備・侵攻の先兵に任ずる強力な戦力であり、
尖閣諸島問題における武力行使へのエスカレートに際して、
中国が小規模軍事紛争に留めつつ既成事実の確立を意図する場合、このPGGFの大量襲来の公算が高い。
このような事態に際して、先ずPGGFと同程度以上の攻撃力を有する相当規模の小型高速哨戒艇部隊により、
既成事実の確立を未然に阻止し、事態の拡大抑止を図ることが先決である。
http://www.jpsn.org/special/7128/#a33

中国側の示威行動がエスカレートした場合、海自が、中国のPGGFと対峙する可能性があると言う指摘だ。
彼らの目的は、海自とは小規模の紛争に留めつつ、領土関係で既成事実確立を目指すことだ。
スプラトリー諸島で実行して、一定の成功を収めたように。

これなら22ktと言ったような低速艦では、とても任に耐えないと俺は思う。
中国のPGGFはもう100隻近い数になったはず。
ただし、あれが本当に尖閣まで進出できる代物なのかは、多少の疑問は感じるけども。