>>188
数字的なことはまあそうなんだけど、私が持ってる問題意識は別のとこにあって、

例えば、潜水艦の場合は継続的に国内で作り、更新し続けることが暗黙の内に決まっている。
だから、メーカーは継続的に研究にも生産体制の維持にも投資ができ、高い技術を維持している。
価格は確かに他国より高いし、20年かそこいらで退役させてしまうことになるが、
それは必要な「投資」と理解されてる。

それに対して航空機はどうなのかなってことなんだよね。
航空機も潜水艦と同じくらい高度な蓄積が必要なのに、作ったり作らなかったりで、
明確な方針もないし、作ってもコストの話しばかり。
そんな中で、戦闘機だのティルトローター機だの無人機だのを安易にFMSで買ってしまうことに
危うさを感じるんだよ。これらは、国産ではすぐに手に入らないという話もあるが、
だからこそ、事前に長期的な展望をたてて研究しておかなくちゃいけないのだが、
正直、防衛省の中長期の展望はまったくあてにならない。もっとまじめにやらないと
まずいんじゃね?ってはなし。