>>803
確かに言葉足らずだったかな

乙法は>802氏の言う通りトラッキングで、時隔をおいて目標の位置をA、Bとプロットしていき、複数地点の位置変化から針路と速度を求める

プロットするには地点毎に方位と距離を測ることが必要だが、方位測定は正確にできても光学測距に誤差は付きもの
Aの距離誤差とBの距離誤差がプロット誤差になり、的針誤差となって現れる
トラッキングにおける複数地点測距の誤差累積で、同一時点の目標距離を複数回測距することではない

この点、甲法は1回の測距により距離を求め、既知である的長と、視角つまり目標の見かけ長さから、自艦針路に対し目標の首尾線がなす角度を求める
首尾線角度が分かるだけでは弾着時の目標位置は4通り想定されるので、艦首が右か左か、内角か外角か(遠ざかるか近づくか)を双眼鏡観測で判定して未来位置を特定する
トラッキングと異なり、甲法は一回の測距で的針を求め、針路上の角速度で的速を計算する
光学測距の誤差影響最小化を図る測的方法