>>861
敵艦サイズは、敵の針路を計算するときに使う

例えば、見かけ長さ135メートルの敵がいたとする
見かけ長さは、艦首から艦尾なす角度(視角)と測距結果から計算できる

この艦はエセックス級で、全長270メートル(的長)だから、長さが半分に
見えるということは三角関数から彼我の針路は60度の角度差があると判断する

ただしこのままでは60度の角度で敵が遠ざかるのか近づくのかわからないから
双眼鏡で敵を観察し、自分に尻を向けているのか頭を向けているのかを判定する
これが内外角判定
あとは艦首の向きが右か左かも見る
ここで敵艦の識別をミスると、針路計算の前提が狂うから結果が嘘になる

サマールで全長150メートルの護衛空母を270メートルのエセックス級と見間違えていたら、
3万メートルで弾着まで一分、1分後の敵未来位置を計算するのに
甲法採用ならとんでもないウソデータに基づき射撃していたはず
これで初弾夾叉したというなら、まぐれ当たりですかという話になる