前スレへのレス
>>962
> 加速器の計画から離脱して浮いた予算を他の研究費に
> 財務省が回すとは思えないのだが……。
>
> あいつら財務省は日本の未来を破壊する為に、日夜努力して
> いるようにしか見えないな。

ならば尚更だ
君の論理に従えば、逆に加速器を作るのを認めさせれば財務省はそれへの巨額支出を口実として他の分野の基礎研究に大ナタを振るうという結論になるじゃないか
節約してさえ他には使わせてやらないと言うほどのドケチならば、大枚を叩かせればどれだけしっぺ返しが来るか分かったもんじゃない

そして生命科学や材料科学や量子情報の基礎研究のための予算が大量に打ち切られたならば、将来の日本には何も残らない
第二の炭素繊維やSiC繊維を生み出す種の基礎研究も消えてしまうだろうし第二のオプジーボも日本からは現れなくなる
そして量子暗号などの分野では日本は決定的に後れをとり、最悪の場合、日本の外交・国防さえも危機に瀕することになる


>>968
> ただのど素人がなんで言い切れるのか

物理学にはエネルギースケールという物理現象を適切に理解する上で基本的な概念がある
つまりエネルギーレベルが格段に違う世界は全く別のものだ(つまり一方の技術は他方では役に立たない)ということ

化学反応のエネルギースケールは数eV(1eVは電子が電圧1Vで得るエネルギー)〜数百eVだ
これは水の電気分解が1.5V電池2個(つまり直列で3V)で可能という事実で理解できるだろう

まだ実用化には程遠い核融合は数MeV(メガつまり10^6eV)で、核反応のエネルギースケールは概ね数百keV(数百10^3eV)〜数MeV程度だ
このエネルギースケールの物理現象としての核融合やプラズマですら、人類は未だ自在に制御できず実用化までには恐らく最低でも百年近く必要だろう

だが、現代の巨大加速器が探究する素粒子反応のエネルギースケールは数GeV(10^9eV)〜数TeV(10^12eV)だ
つまり人類が自由に制御するまで後100年ほども必要とされる核融合と比べてすら最低でも千倍、最高だと百万倍も巨大なエネルギーレベルなのだ
そんな桁外れに巨大なエネルギーの現象が未だ核融合すら自在にできない人類の役に立つと考えるほうが脳味噌お花畑だ