中国外務省 防衛計画の大綱に「強烈な不満と反対」
2018/12/19 08:01

 中国外務省は日本政府が「防衛計画の大綱」を閣議決定したことを巡り、「中国脅威論をあおっている」として「強烈な不満と反対」を表明しました。
 中国外務省・華春瑩副報道局長:「中国の正常な国防建設と軍事活動に事実無根の非難をし、“中国脅威論”をあおる。中国側は強烈な不満と反対を表明し、日本側に厳重な申し入れを行った」
 日本が閣議決定した防衛計画の大綱で中国の軍事動向に強い懸念を示していることに対し、中国外務省の報道官は「冷戦思考だ」と批判し、「日中関係の改善と発展に不利だ」と強調しました。
さらに、いずも型護衛艦を改修して「空母化」する方針については、日本側に対して「軍事安全の分野で慎重に行動すること」を求めました。

https://www.asahi.co.jp/webnews/ann_i_000143414.html 中国外務省 防衛計画の大綱に「強烈な不満と反対」