>>412
>メイドロボはいいんだが猿の惑星シリーズみていると
>猿の知能を高めて使用人として使っていてその後猿の反乱で猿の惑星になった設定なんだが、
>家事やら料理も猿にやらせてたっぽいんだよな

柴田昌弘の20年ぐらい前の中編SF漫画にもそんな感じの設定の物があったな。

文明が衰退期に入り種としての活力を失いつつあった人類は、人間に代わり労働や生産活動を行わせる
奉仕種族として見た目は北京原人の様な生物を遺伝子改造で作り出しました。

彼らは見た目こそ悪いものの、従順で勤勉で肉体的にも頑健であり、速やかに数を増やした猿人らは
瞬く間に人間社会になくてはならない物になりました。

そんな時代に生まれたある名家の令嬢は、猿人らを愚鈍な奴隷としか見なしておらず、事あるごとに
虐待しては日々の憂さを晴らし、遂には猿人の父娘同志を交わらせる所業に及びました。

しかしある日彼女は知ってしまったのです。
この世界の主人は彼女ら旧人類ではなく、奉仕種族として作られたはずの猿人(新人類)だという事を。

既に総人口の殆どは猿人らに置き換わり、生産活動どころか行政/司法/治安のほぼ全てを彼らが担う
ようになっており、もはや旧人類がいなくても社会は充分に回る状態になっていました。

ならばなぜ猿人どもは旧人類を滅ぼさないのかと言えば、元々奉仕種族として作られた彼らは主人の命令を
忠実にこなしたり、適度に虐待されないと余分なストレスが溜まるマゾ体質であり、猿人らはメイドや召使の
ふりをして人間にこき使われながら内なるストレスを発散するプレイに興じていたのです。

それを知らぬは圧倒的少数派であり知らぬ内に”飼われる”存在となった旧人類達だけであり、世界の真相を
知った令嬢も速やかに再洗脳されて元通りの生活に戻る事になりました。