>>255
PAC3とSM-6は会敵可能な覆域が着弾地点の半径10〜20kmに限定されるため、物量的、そして、費用効率的にも中国軍の弾道ミサイルにバランスすることは不可能。
現状、自衛隊は36セットのPAC3しか保有していないので、一定点の迎撃に2セットのPAC3高射隊の配置で、日本列島全域のうち18地点の半径10〜20kmしか防護出来ない。

こんごう型イージス艦はSM-3を8発搭載
弾道ミサイル防衛では、1目標迎撃にSM-3を2発発射するので、こんごう型イージス一隻が迎撃できる弾道ミサイルは最大4発まで。

SM-3についても、迎撃成功が期待できるのはポストブーストフェーズの軌道直下の限られた覆域に限定されるので、
沖縄に飛んでくるミサイルを山口県や秋田県に配備されるイージスアシュアで迎撃しても、命中弾は絶望的だね。