政府 国際捕鯨委員会から脱退の方針固める 商業捕鯨再開へ
2018年12月20日 14時07分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181220/k10011754091000.html

捕鯨をめぐって国際的な対立が続く中、政府はIWC=国際捕鯨委員会から脱退する方針を固め、
自民党の関係議員に伝えました。今後、商業捕鯨を再開する方向で調整を進める見通しです。

IWCは1982年に商業捕鯨の一時停止を決議していて、これに沿って、日本は1988年以降、
商業捕鯨を中断し、クジラの資源を調べるための調査捕鯨を続けています。

その後、日本は、クジラの資源量は回復しているとして、IWCに商業捕鯨の再開を提案してきましたが、
反捕鯨国との対立で再開は認められていません。

こうした中、与党内から、IWCにとどまっていては商業捕鯨を再開する見通しが立たないという声が
出ていることを踏まえ、政府はIWCから脱退する方針を固め、自民党の関係議員に伝えました。

政府は、今後、商業捕鯨を日本近海や日本のEEZ=排他的経済水域で再開する方向で調整を
進める見通しです。

ただ、反捕鯨国が反発し、国際関係の悪化を招きかねないため、自民党の関係議員らが
関係各国を訪れて説明し、理解を求めることにしています。
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なんかいろいろと、「日本が目を覚まし始めた」って感じがする。