昨年八月まで空自の補給本部長を務めた尾上定正氏は、現場の窮状を厳しい表情で
明かした。
 その一つに挙げたのが二百機を数える戦闘機F15。領空侵犯の恐れがある他国の
軍用機に対する緊急発進のほとんどを担うため、最優先で整備している。
 しかし、そのF15ですら部品の在庫が乏しく、すぐに修理・整備できないケースが相次ぐ。
仕方なく、整備中のもう一機の部品を流用する「共食い整備」でやりくりしているという。
「部品を流用された機体は飛べなくなるからF15の稼働率は大幅に落ちている」と尾上氏。
 優先度の低い整備は後回しになりがちなため、将来のパイロットの育成に使う練習機
「T4」などは、故障すると倉庫に置かれたままにされるのが現状だ。
ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018110202000144.html

もうダメダメだよ