>>21
> まあ俺が言いたいことは今から第○世代は何だと定義するのはバカってこと

そう言ってしまえばその通りとも言えるが、私の考えは少し違う
「世代」を区切るのはゲームチェンジャーの登場だというのが「世代」に関する私の理解
だからステルス性によって従来の戦闘機とは圧倒的なキルレシオを叩きだしたラプターは確かにゲームチェンジャーであり
従ってラプターから新しい世代と主張するのには確かにある種の合理性・客観性が認められる、と言えるんだよ

同様にして、PCAが目指すと言われる極めて長大な航続距離と非常に高速の巡航性能でカウンター・エア任務を行う機体が登場すれば
その行動の阻止(根拠地の先制破壊)には「(非核でも)それを撃っちゃあお終えよ」である長距離弾道ミサイル以外には手段がなくなる上に
しかも海外に駐留空軍基地が不要になるという意味でも国際政治的にもゲームチェンジャーとなるだろうという意味で
PCAが実現すれば(その実現そのものに関して私はかなり懐疑的なのだが…コスト面や技術の実現可能性などで)新たな世代を区切る存在になると思っているわけだ

だからトップランナーのアメリカ空軍が勝手に戦闘機の世代を区切っているという主張は一面では正しいが
同時に彼らの区切りが恣意的かと言えば私自身はそうは思わない、アメリカ空軍の戦闘機の世代の区切りにはそれなりの合理性・客観性があり説得力があると考えている

で、仮に第6世代がPCAのような大型の機体になるとすれば、率直に言って日本だけでなく欧州でもどこでも、アメリカ(と米中経済戦争で経済破綻しなければチャイナと)以外には
コスト面で開発どころか配備も不可能になるのではないか、と予想しているんだよ、個人的にはね

そう考えるとF-3は我が国が自前のエンジンと自前のエアフレームと自前のレーダーで開発できる最初で最後の戦闘機(大昔の大戦中のは別よw)になるんじゃないかと
思って、日本にとっては色んな意味で手の届かないであろう第6世代を区切るべきPCAとはどんな「戦闘」機になるんだろうか?という質問をした訳です