>>752 KUMADAIマグネシウムも実用化が近づいてきてるな。
中央新幹線には間に合いそうかな。 ボーイングも機体の構造体には使いそう。
不二ライトメタルだけでは製造が心もとなかったが、オールジャパンで取り組んでいるようだから安心した。

世界最大級、難燃性マグネシウム合金を使った高速鉄道車両部分構体の試作に成功
―軽くて強いマグネシウムで、新幹線などの軽量化、高速化、省エネ化を目指す―
2018年6月12日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
新構造材料技術研究組
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100973.html
NEDOと新構造材料技術研究組合(ISMA)は、ISMAの組合員である(株)総合車両製作所、川崎重工業(株)、三協立山(株)、権田金属工業(株)、住友電気工業(株)、
不二ライトメタル(株)、大日本塗料(株)、産業技術総合研究所、および再委託先である木ノ本伸線(株)、ミリオン化学(株)と共同で、
難燃性のマグネシウム合金を用いて、新幹線車両と同一断面サイズの高速鉄道車両部分構体の試作に成功しました。
この構体は、難燃性のマグネシウム合金のみを使った世界最大級の大型構造物です。

今回使用したマグネシウム合金は、これまで課題とされてきた難燃性・強度・加工性などについて改善した独自の開発成果です。
アルミニウムよりも比重が30%以上小さいマグネシウムを適用することで、車両構体の大幅な軽量化が見込まれますが、今回の試作によりその実現性が確認できました。
今後、さらに長尺の車両構体の試作や性能評価試験を進め、新幹線などの高速鉄道車両へのマグネシウム合金の本格適用を目指し、車両の軽量化、高速化、省エネ化に貢献します。
https://www.nedo.go.jp/content/100879647.jpg

3.今後の予定
今回の試作結果を踏まえ、2018年度からはさらに長尺の車両構体を試作し、難燃性マグネシウム合金製高速鉄道車両構体の実用化を目指す予定です。
具体的には、現行の新幹線車両構体を模した長さ5mの車両構体を試作し、それを用いて実際の運用環境を想定した条件下での疲労試験を実施することで信頼性を担保し、長期使用時の安全性を検証することにしています。