ミサイル迎撃能力最大級に 発射装置3割増、新型イージス 三菱重工、JMUと設計契約・防衛省
時事通信 6/1(木) 14:34配信

防衛省がミサイル防衛の要として位置付け、新たに建造するイージス・システム搭載艦が、迎撃ミサイルなどを収納、発射する垂直ミサイル発射装置
(VLS)の数を大幅に増やし、海上自衛隊のイージス艦では迎撃能力が最大級となることが1日、同省関係者への取材で分かった。

VLSは計128発分の発射能力を備え、既存イージス艦の3割以上増える。

防衛省によると、同省は4月、船体や動力、武器取り付けに関する設計の基礎資料作成と、1番艦の詳細設計を三菱重工業と契約(契約額約17億円)。
船体の静粛性やステルス性能などの評価に関する設計基礎資料作成と、2番艦の詳細設計はジャパンマリンユナイテッド(JMU)と5月に契約(同約7億円)した。

同省はイージス・システム搭載艦について「数千キロの高度まで打ち上げられる北朝鮮の弾道ミサイルや、同時複数発射に対応するためには、既存の
イージス艦よりもはるかに高い迎撃能力が必要」としている。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/87fa3c0a70d3875dedc05d330a6c9a1c7333f691