「皆さん、自分はここまでです。お幸せに」
別れを告げると、一匹の蛙が蛇の口へと飛び込んだ。
燃料を得て加速する蛇に、涙を拭う暇もなく残された仲間たちが飛び移っていく。
消化が終わる頃また一匹が別れを告げ、サツマーへの帰還の旅は続いていくのだ。