東シナ海の尖閣諸島の警備にあたるために造られた海
上保安庁の最新鋭の巡視船が山口県下関市で完成し、
進水式がありました。三菱造船江浦工場で建造された
のは、海上保安庁の巡視船「しゅんこう」です。全長
は約140メートル、総トン数は6000トンで、価格は
172億円です。綱が切られると船体は勢いよく海に向
かい、進水しました。「しゅんこう」は尖閣諸島の警
備を強化するため開発された大型の巡視船で、従来の
船に比べ搭載する放水銃と警備艇の数を増やし、不審
船の取締りなどにあたる予定です。第7管区海上保安
本部の村上幸春船舶技術部長は「船体性能を発揮でき
る船。これからの活躍を期待している」と述べまし
た。1年以内に船体の内部の工事を終え、配備される
ことになっています。
最終更新:3/20(水) 16:31 tysテレビ山口