>>785
これで思い出した

小松左京の「復活の日」の小説版
なんであんな中途半端なエンディングなんだろう、と思ってた

だけどこの年になって、何だか分かる気がしてきた

歩いて歩いて、地球を半周するくらい歩いて、疲れ果てて精神に異常をきたしてボロボロになった男
全ての者が死に絶えた地球にただ一人、生き残った男
それを受け止める相手は、恋人じゃなくて、母親でもなくて、ただの一度、情を交わしただけの相手

これでなきゃいけないんだな、どうしても