局地戦闘機雷電その8

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1名無し三等兵
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2019/01/12(土) 22:02:50.28ID:MAQBzsQy
先代
局地戦闘機雷電その7
http://itest.5ch.net/mevius/test/read.cgi/army/1543328863
2019/02/06(水) 19:46:30.42ID:HIGqK9Qs
>>708
十四粍はドラム給弾というだけでもう固定機銃にはならないと思う
翼内にも向いてない
中口径銃には300発の装弾数が計画されてるのに
ドラムでは翼内はバルジの問題があり
20ミリ機銃と混載の補助にするならたとえ翼銃としても
ベルト給弾化を待つか、さもなくば20ミリ機銃を60発で満足しなければならない
5ノットの速度低下を伴う

だからエリコン系の中口径機銃は、
最初から改良を見込んだ旋回機銃狙いだったのではないかと
十四試十四粍は旋回用ではないかと考えるし
それはもし生産設備が競合しなければ二式十三粍(旋回専用)なんかよりずっと良かったと思う
単純に性能で見れば

固定機銃と比較すると意味不明だけど、旋回用として考えると
十四試十四粍は全く違って見える
2019/02/06(水) 19:51:04.48ID:HIGqK9Qs
>>710
十四試十四粍とブローニングを比較するのが間違ってると思う

海軍は他に旋回用の機銃の開発もしてて、新規性では大して変わらん上に製造も遥かに(技術的には)困難な
ラインメタルの13.0ミリの機銃を採用してる
これと比べれば十四試十四粍は、性能と技術的ハードルの面からしてはるかに優れる

ならばなぜ「中途半端」なのかというと
それは20ミリと製造設備が被るからでしょう、と
性能面から攻めると話は複雑だけど、
結局はそうではなくて、エリコン系の機銃に対応した設備の奪い合いなのではないかと思う
2019/02/06(水) 20:11:48.94ID:r8FNPUMQ
ぼくのかんがえた、すごいよくがたのちょーせんとーき
の妄想どこまで続くんや
2019/02/06(水) 20:22:28.20ID:ZBNJYPRJ
7.7mmの代替としての中口径航空機関銃はホ103一択だと思う
薬莢が短縮されたお陰でストロークが小さく、本家M2や三式13ミリでは一丁しか積めない(コクピットの片方に突き出るから二丁あるとパイロットが身動き取れない)から、機首を延長した隼三型乙の類の失敗に成りかねない
陸軍に頭を下げて、ライセンス指導してもらうしかない
そしたら零戦は12.7mm×2+20mm×2の武装に出来る
2019/02/06(水) 21:10:50.52ID:HIGqK9Qs
ホ103は旋回銃にも適してる
7.7ミリと大きさも大差なく交換容易(現地改造でできる)
図面やらの手間も独自開発と同じようなもんだし

ホ103でいいじゃん、とすればもうそれで話は終わりだよね

しかも20ミリがある海軍としては
ホ103で主な初期不良のもとだった炸裂弾はなくてもいいわけで
ますます困る理由が少ない
なぜ装備を検討しなかったのか謎だ
ブローニングのデッドコピーが捗らない状況だって昭和16年にゃ顕在化してる現象だし
2019/02/06(水) 21:36:12.35ID:DpGcQmag
KANON in the AIR Act.3 第二次世界大戦 太平洋編
http://www.warbirds.jp/truth/s_gun3.htm
2019/02/06(水) 21:47:34.07ID:HIGqK9Qs
それは若干ゃ古いサイトですぞ
2019/02/06(水) 22:18:02.45ID:DpGcQmag
三式 13mm 機銃は、オチキス系93式13.2mm機銃の弾を流用できること、
ホ103は、別規格ヴィッカース12.7x81SR銃弾であること、ブローニング M2 の丸コピーという訳でもないこと、
そして、中口径多銃装備は意外に重くって、それを支えるには高性能エンジンが必須、米軍も12.7mm四丁に戻した事例あり。

これだけ読み取れれば十分だね。

ブローニング 12.7mm は汎用性があり、初速が高くて弾道性が良く、高い貫通力と破壊力を持った優秀な機銃だが、
自重の割に発射速度が低く、銃身が過熱しやすくて寿命が短く、ベルト給弾機構が故障しやすい、
そして、日本のように、ハイオクガソリンの量産に失敗してエンジン出力に制限ある国では、
当然ブローニングフルコピーというワケにはいかない、と読み取れれば、更にイイ。
米軍ですらブローニング6連装から4連装に落としてる事例(FM-2)もあるぐらいにね。
2019/02/06(水) 22:31:48.88ID:gJs8wq9B
そんなん序の口だろ
2019/02/06(水) 22:55:15.50ID:yaC+340c
なにが主張したいのかわからんな
ホ103とて既に陸軍が自家生産している弾が使える、更に3式13mmより軽い、弾薬も3割近く軽い
重量を問題にしながら3式13mmを推す理由はこれ如何に?
2019/02/06(水) 22:58:40.12ID:HIGqK9Qs
7.7ミリ機銃の威力不足を痛感するなら
簡単な改造で後付けでも換装できるホ103の方がいいし
機首の大幅な再設計、生産計画の混乱を避けられる
2019/02/06(水) 23:00:49.35ID:DpGcQmag
エリコン20mmの生産ラインを疎外せず、海軍工廠で製造できる前提で、
海軍制式採用済みの機関銃の銃弾を流用したい、
という海軍の事情から言えば、
よっぽど、ブレダなりイソダなりエリコンなりラインメタルが卓越したパフォーマンス示す、と確認できなきゃ、
12.7〜14mm機銃に関しては、ブローニングのデッドコピーを採用したいわな。

調べてみると、20mmベルト給弾は、
試作は、なんと陸軍系の日本特殊鋼、
量産は、1号固定機銃4型が大日本兵器株式会社幸田工場、2号固定機銃4型が【豊川海軍工廠】らしいから、
エリコンを何が何でも大日本兵器で製造すべし、ってライセンス契約じゃなさそうだな。
2019/02/06(水) 23:03:03.54ID:HIGqK9Qs
三式十三粍はコピー元のM2の欠点である弾詰まりを解消してる
登場が昭和15年以前ならとても良い固定機銃ではある
だから登場時期によっては助かるのは事実なんで
中口径機銃の必要性を知ってから買える時があったのに買わず
鹵獲品のコピーで済まそうという安直なセコさは惜しまれる
でもホ103以後となると
2019/02/06(水) 23:08:43.82ID:HIGqK9Qs
ライセンス云々以前に妙な機構を量産するノウハウを持つところが他にあんのか、と
海軍工廠だろうと大日本兵器だろうとどこだろうと20ミリ機銃が不足してる時に
新型を導入するのは荷が重く、その犠牲を正当化するのは、性能自体が良い銃でも
相対的に難しかったということだ
正確には、予想外に20ミリ機銃が不足、混乱して14ミリや30ミリの計画時より厳しくなった

それこそ、米軍機の防弾タンクに威力が不足する一号銃(炸裂弾が外板に止められて奥で炸裂しない)を二号銃に逐次変えるのがやっと
2019/02/06(水) 23:13:15.53ID:DpGcQmag
海軍が、ホ103なり、機首装備可能なホ5なりを、自力で生産できるなら、
水メタ栄を陸軍から拝借するIFだって成立しそうだ(苦笑)
交換条件に何を差し出すか、にもよるが。

海軍が、かなり前から、ヴィッカース規格12.7×81SR規格の機関銃を制式採用してるなら、
ホ103の図面を陸軍から貰って、どっかの工廠で量産するぐらいのことはあり得そうだが。
2019/02/07(木) 00:29:09.87ID:q2qyYaW+
陸軍、昔買った伊式用の弾薬があっただけで
12.7x81SR用の生産設備なんかないでしょ?

そこへホ103を導入してるわけで
既存の施設の利用ではなく
7.7ミリ機関中からの換装が容易で炸裂弾が利用可能な弾薬ということで選んでるんじゃないの?
さもなくば海軍と同じようにオチキスの13.2ミリを選んでるはずだ

既存の弾薬の利用が最優先ではないからこそ、ホ103を導入できた
海軍の二式一三粍も同じで、既存の弾薬云々は最優先事項ではない
2019/02/07(木) 00:34:55.84ID:q2qyYaW+
ブローニングのデッドコピーが早期にうまくいく皮算用だった昭和13年ごろと違い
ホ103登場時には海軍のコピー品は前途多難が予想される段階
新しい弾薬の製造ライン作るのと十三試十三粍のどっちが早いかって言ったら

まあ、本当にやるべきはブローニングもブレダと同じタイミングで買って
昭和15年までに十三試十三粍を仕上げることなんだろうけど
例えば旋回銃の二式十三粍は余計、どう考えてもホ103を導入すべし
2019/02/07(木) 00:56:58.43ID:4S8oT+un
日本陸軍のホ103は、米国のブローニング AN/M2(MG53-2)機関銃のコピーだが、
弾薬は輸入したブレダ SAFAT 12.7mm機関銃の12.7x81mmSR弾規格を採用した。
そのため、ホ103とブレダ SAFATは弾薬の互換性があった。
ホ103の弾薬が不足した際にはイタリアからブレダ SAFATの弾薬を輸入したこともあった。
ホ103に「マ弾」と呼ばれる榴弾が存在するのも、原型のブレダ SAFATの弾薬に由来する。

日本陸軍は1938年にBR.20を輸入しイ式重爆撃機として採用したが、
それに装備されていたブレダ SAFAT 12.7mm機関銃の弾薬が国産化されており、
その既存の弾薬をホ103に流用したとする説もある。
2019/02/07(木) 01:05:39.70ID:4S8oT+un
旋回銃の評論は、14試「局地戦闘機」雷電のスレで語るには、あまりにもスレ違いだろうね(笑)
2019/02/07(木) 01:32:16.86ID:qYEQtYu5
海軍が国産化したMG131の固定銃は電気着火出来ないからダメ?
撃発式への改造したけど、撃発式で同調は無理だったの?、他の機銃ではやってるよね
2019/02/07(木) 09:12:05.78ID:PVnFp9HT
>>730
あれはスリムだし、あのサイズだと隼の桁に穴開けて主翼に積めないかな?と思った事はある
2019/02/07(木) 09:16:39.53ID:4S8oT+un
スウェーデンで、ツインワスプ1065psを積んで、
575kmまで引っ張り、高度6000m以下ではマスタングですら手こずる、という
FFVS J22の事例と、雷電のありようは、恐らく正反対なのだろうね。

1065psで2800kg級の重量、馬力荷重(≒上昇力・加速)や翼面馬力(最高速)の、双方の伸び悩みはあるにしたって、
J2M1と最高速は変わらない(苦笑)

栄21で、高速戦闘機を量産しようと志したらこうなるんだろうか?
推力式単排気管装着するなら、600kmの大台も見えてくるのかな?
2500kg程度に軽く仕上げるなら、局戦らしく、馬力荷重などの改善が図れるのだろうが。
1942年9月初飛行の機体だから、世代的にはJ2M2とほぼ同世代、である。
2019/02/07(木) 11:11:04.74ID:OcFp9yVA
燃料減らして翼面積削って期待規模小さくすりゃ可能
戦闘機としてどうか、ってのはまた別の話だが
2019/02/07(木) 11:20:20.65ID:nCgexvQW
FFVSは戦闘機だがや ( ̄。 ̄)y-~~
2019/02/07(木) 12:07:58.33ID:q2qyYaW+
翼面積削れば速くなるし
十四試局戦だって340ノットを狙うにあたっては
モーターカノン+機首の同調装備でなんとかなる予定だった
それなら翼は降着装置と燃料タンクが入ればいいだけだから

その前提が崩れたから、325ノットに目標が下がってらようなもの
J2M1は推力式単排気管にすれば325ノットに達しただろうから
20ミリを翼に搭載してバルジもあるだろうに、立派なものだ
視界に関しては三点降着に拘らなければ良かった(局地防空のみの部隊を作るなら問題なし)
わけで
汎用戦闘機として母艦への転換がありうるような部隊まで配備を計画したのが足枷になった

発動機と武装がまず計画変更
装備部隊と用途も本来のものではない

本来使いたかった発動機と武装が手に入らず
さらに
十三試双発陸戦の失敗の代替策を零戦の徹底改良ではなく局地戦闘機でやろうとしたのが無理があった
2019/02/07(木) 13:05:14.07ID:4S8oT+un
>>735
> 十三試双発陸戦の失敗の代替策を…局地戦闘機でやろうとしたのが無理があった

「局地戦闘機」に、航続距離や航続時間を求めた事例なんかないけどね(笑)
一式陸攻よりも短い航続なんだし。

だから、陸軍と一緒になって、遠距離戦闘機キ83を、昭和16年から開発する史実だし。
月光の大失敗が見えたタイミングでね。
2019/02/07(木) 13:33:15.67ID:4S8oT+un
堀越の東大の後輩、久保富夫が設計すると、
「遠距離戦闘機」はこうなった。

マルチロール: 司令部偵察機や襲撃機としても転用できる、高高度複座戦闘機
エンジン: 火星18気筒ターボ過給 ハ214ル 双発
航続距離: 2,219 km(3,500km・落下タンク装備時)
最高速: 686.2km/h@8000m(米軍ガソリンでは762km?)
武装: 機種30mm×2 & 20mm×2
翼面荷重: 265kg/m2 (全備 8,795 kg)

陸軍がさんざん仕様変更「繰り返した」から、41年の開発指示から初飛行まで3年半かかってるのが残念。
44年年末に増加試作機20-30機あって、浜松あたりに出撃拠点があったら、
東京〜大阪のB-29迎撃態勢は、かなり違ってただろうな、と思う。

雷電の正式仕様書交付が15年春だし、そう世代がズレてるわけでもない。
同じ三菱でも、堀越と久保でこんなに違う、というサンプルか?
2019/02/07(木) 15:21:27.63ID:AFk+s8Lw
ハ214さえ上手く行ってりゃなぁ…
燃料噴射と振動問題がねぇ…
2019/02/07(木) 15:38:37.22ID:4S8oT+un
土井武夫の高高度戦闘機だったら、
金星62双発で、630km/h@11500mをマークしたらしい、キ108ってのもある。
機首に37mm1丁と20mm2丁装備。

1944年9月からの審査だと、気密室の不具合のほかに電気系統のトラブルに悩まされたらしい。
トラブルが気密室だけなら、これまたB-29キラーになりそうな機体だった。
金星62「ターボ過給なし」で、これだけの性能発揮してたのであれば。
2019/02/07(木) 15:45:56.81ID:4S8oT+un
なお、久保のキ83にせよ、土井のキ108にせよ、
高度9000-10000mで実用に耐え得るには、実用上昇限度は、12500+mにならないと結果的にダメ、
と言えるのだろう。

つまり >>263 にある14試局戦の要求仕様11000+mレベルじゃ、全然ヌルい、と言わざるを得ない。
2019/02/07(木) 16:30:07.83ID:PVnFp9HT
キ83は好きなんだけど、考えてみればハ43って誉以上に機体の足引っ張るエンジンだよな
せめてなんでもいいから1年前にどっかの機種で採用して量産化進めていれば良かったのに
2019/02/07(木) 17:17:06.30ID:q2qyYaW+
>>736
そんな悠長な話とは別に
雷電を基地の戦闘機の主力にする予定だったでしょ?
明らかに要地防空以外にも投入するハラがあって
故に三点降着時の視界が取り沙汰されてる
2019/02/07(木) 17:39:06.23ID:4S8oT+un
↑ 13試双発陸戦(長距離戦闘機)の代わりに、J2Mで、陸攻の護衛する計画あったんかい?
この機体の失敗の代替策・場繋ぎは、どう見ても零戦であって、J2Mでない。

キミの「的外れの」思い込みの数々(笑)
2019/02/07(木) 17:47:10.50ID:q2qyYaW+
>>743
それは雷電が不調だったからだよw
計画では母艦用以外の零戦の生産は取りやめられる予定
ぶっちゃけ限られた部隊でしか使われなかった本来の用法になったのは
実用化が遅れたからで
海軍が本当にそうしたかったからではない

計画と現実が乖離してるだけ
2019/02/07(木) 17:51:34.44ID:nCgexvQW
>>744
ねぇねぇ、雷電の短足の航続距離で、どうやって陸攻の護衛するの?
2019/02/07(木) 18:05:27.12ID:q2qyYaW+
>>745
それは帝国海軍に聞いてよ
実際に基地の戦闘機を雷電にしてしまう計画だったんだから
何はともあれその事実だけは動かない

また、銀河は当初の計画から移り変わって護衛なしの攻撃を考慮してるから
その絡みもあるかもね
だけど実際のところどうするつもりだったかはわからない
2019/02/07(木) 18:10:03.16ID:q2qyYaW+
銀河は陸上爆撃機だったけれども
とうぜん雷撃機としても偵察機としても陸攻の後継が意識されてる機体
双発爆撃機自体、独力で戦闘機に対抗して攻撃を行うことができることが理想とされてもいる

ただし、雷電については基地の戦闘機の主力にする予定があったほかは
どのような戦術で挑むのか具体的な話が残ってないのも不気味なところ
2019/02/07(木) 23:10:17.22ID:4S8oT+un
>>746
短足の雷電、配備された要地の防空用途にしか使えない(その目的で配備した)のに、
13試双発陸戦(長距離戦闘機)の代わりになるとか、馬鹿げた妄想を飛ばしてるのは、
キミだけじゃん(苦笑)

そこまで断言するソースがあるか、と思えばゼロだしね。
2019/02/07(木) 23:18:17.27ID:u/Gh5yR6
各島嶼に前進航空基地を作りまくっているから、別に航続距離が短くても護衛は務まると考えられたのでは?
もともと従来の欧米陸上機と比べたら十分な長さだしね
2019/02/07(木) 23:22:24.00ID:q2qyYaW+
>>748
日本がわかりますか?
要地防空にしか使われなかったのは
「昭和14年の構想の実現」ではなく
その間に「十三試双発陸戦の失敗」があり
当初の十三試双発陸戦と十四試局戦のペアから、
十四試局戦だけの基地の戦闘機隊が計画されて

史実の運用は「基地の戦闘機の主力とする予定だったのに、不調ゆえの想定外の事態」なんですよ

代わりも何も雷電だけで基地の戦闘機を構成する気だったんだから
海軍は局戦だけで基地の戦闘機隊を組む構想をしていたということ

零戦は一号零戦を空母用に生産すればいい、という認識であったから
零戦と雷電の組み合わせで基地航空隊を編成する気もなかった

現実と計画は違うことが多いというのを頭に入れないとね
2019/02/07(木) 23:32:44.29ID:q2qyYaW+
零戦が結果的に十三試双発陸戦の代わりになったのは
成り行きでそうなったに過ぎない
合理的に考えてそれ以外の選択なんてないだろうと思うし
そう考えて零戦を徹底改良して
他には爆戦としての運用だってもっと研究しとくべきだったと思うんだけど

海軍はそう考えてないんだからそこは仕方ない
昭和17年〜18年ごろの計画では
零戦は一号を空母に載せるのみ、基地の戦闘機は雷電一色
2019/02/07(木) 23:39:04.39ID:4S8oT+un
300番台の航空隊に、局地戦闘機・夜間戦闘機は、続々と配備されてるけど(つまり要地防空戦闘機)
200番台の航空隊に、雷電も紫電も配備されていたっけ(冷笑)
2019/02/07(木) 23:45:29.13ID:u/Gh5yR6
雷電、過小評価されすぎだよな
TAICのレポートでは空中性能に関してはかなり好意的な評価。操縦したパイロット(疾風や隼、52型零戦乗ってる)曰く、日本機では最も優秀だそうだ
ふつう、日本軍戦闘機で最優秀/最強を決めるとき、大概は紫電改・疾風・五式が槍玉に挙げられる
しかしここではその一角の疾風を抑えて、雷電が評価されている
・上昇性能は卓越
・失速特性は実は悪くない
>>この航空機はクリーンかつダーティーに失速し、失速特性は失速に入る前兆が無いことを除けば優秀である。機首の落ち方は真っ直ぐでも、どちらかの主翼側にでも緩やかなもので、回復は非常に速く、高度もほとんど失われない。スピンに入る傾向はない。

・補助翼は重い←実はこれでも零戦より遥かにロールレートが良い(半横転に要する時間は3分の2とどこかで見た事がある)
・昇降舵は軽過ぎる←零戦の軽い舵に慣れ、かつ力の無い日本人には、やむを得ないと思われる
2019/02/07(木) 23:52:24.59ID:hAgDu2GA
実際に空戦した訳じゃないしなぁ
対戦闘機の戦果が少なすぎるのは流石におかしい気がする
2019/02/07(木) 23:53:08.53ID:u/Gh5yR6
>>結論:
これは、試験した士官により飛行したなかで最良の日本戦闘機である。(飛行した戦闘機は以下のものを含む:〇戦、一式戦、二式複戦、四式戦。P-38、47、51、59、63、75、80。スピットファイア8、9、12、14、21、タイフーン、テンペスト、ミーティア。Fw190、Me109)

なんとこのレポートでは、良好な安定性と、良好な失速特性、快適性などが高く評価されている。
実は雷電は非常に乗り易い飛行機だった
仮に百歩譲って雷電が欠陥機だったとしたら、それはいつだかの段階で改良されていたという事になる

卓越した上昇性能と、思いのほか素直な操縦特性、そしてこのレポートでは重いとされているが、実は日本機では良好な横転性能
エンジンの信頼性の無さと振動問題が、根本の原因で、実は誉エンジンに代表される批判的総括の類の論旨は、火星エンジンでこそ語られるべきだったと思う
あれが日本海軍の分水嶺で、火星の一時失敗を以って海軍航空隊の弱体が始まってる
2019/02/08(金) 01:03:07.14ID:0KxE4a4P
>>755
米軍が鹵獲したのはJ2M2だからな
鹵獲データも、自重5178ポンド(2348kg)、全備7080ポンド(3211kg)と、まあ軽い
翼面荷重は160kgで、上昇・急降下に優れ、横転もまだマシ、安定性も高い。
海軍が主力陸上戦闘機としての期待をしたのには訳があるって事だ
尤も、火星2x型の信頼性が低い、これは事実で、日本軍は誉でつまづいたと言われるがそんなもんは大した問題ではなく、火星2x型こそ本質的というのは当たっているな
烈風だのなんだの以前に、以上に、重大な事
雷電は海軍の一大プロジェクトで、これがちゃぶ台返しになって全てが灰塵に帰した
保険として機能するにはエンジンから別物でないとダメで、雷電のバックアップを前提に金星ゼロも存在すべき
同時期の中島製発動機は47戦隊をして「誉でだいぶ整備しやすくなった」とまで酷評されるハ109・既存の栄。これではハ109は当然ボツで史実のままだ。
バックアップは金星。
となると海軍は零戦の栄を緊縮して金星と火星にほぼ全力傾注に努めてもらうべきで、いよいよ中島設計発動機は誉まで縁が無い
護?あんなやつ知らん
2019/02/08(金) 03:58:32.85ID:9R4aXoLR
>>752
二〇〇番台に配備されてないのは雷電が不調で数が揃わなかったから
計画上は二〇〇番台も雷電

紫電だって数がないから
三〇〇番台に零戦が夥しく配備されてるのも同じ理由
2019/02/08(金) 10:00:37.81ID:xJqk3yFk
米軍が鹵獲したのは三菱名古屋製ですよね?
厚木に補充されたのは悪名高い高座海軍工廠製が多かった様で、日米で乗った人の感想が違うのは、その影響は無いでしょうか?
2019/02/08(金) 10:18:07.58ID:jKTPPqbB
米軍機乗りの基準はまた違うんじゃないだろうか
数的劣勢でより高速な米軍機を相手にする日本軍は
やはり機動性に頼るしかないし
日本軍機の中では米軍機に近い雷電は、より高性能な米軍機になかなか勝てないし
米軍機乗りには乗りやすいと
2019/02/08(金) 12:03:51.67ID:9R4aXoLR
上昇力が卓抜してるからそれなりに戦えるはずなんだけど
戦闘機と対戦する機会が少なかったからね
2019/02/08(金) 12:19:05.45ID:9R4aXoLR
十四試局戦の存在価値は水噴射付きよりひと世代前の発動機で
325ノットに達することなので
J2M1に推力式単排気管がやはり正解だろう
それを阻んだのは視界問題だが
三点降着に拘らなければなんとかなる話

背に腹は変えられない、敵戦闘機の行動圏内にある前進基地だけ
母艦への転勤を考慮せず局地防空専門の部隊として配備すればよかった
いわば本来の用法で少数でもいいから必要な分整備する

でも実際は雷電を主力戦闘機にする腹づもりだったので
そうはしてくれなかったわけだ
2019/02/08(金) 12:49:14.64ID:9R4aXoLR
しかしまあ、零戦五三型の計画性能が最大速度315ノットだから
二号零戦に金星五〇型装備して機首武装を翼に移して正面面積を保ち(最大速度315ノット程度)
風防をファストバック(P-47みたいなレザーバック)にしてれば(10ノットほど増速)
325ノットにはなる

これで金星六〇型装備となればA6M8の計画325ノットにファストバックにすれば10ノットほど増速で
目標の340ノットも視野に入る

主翼の設計を大幅に変えれば (外板の枚数削減、捻り下げ廃止して半層流翼)
20ミリ4挺も更に上の速度も目指せるわけで

DB601装備の戦闘機を諦めた時点で十四試局戦の存在意義が極めて疑わしくなる
2019/02/08(金) 15:00:05.50ID:xJqk3yFk
>>762
でも、200ノット超えたあたりから舵重くなって運動性撃落ちでしょ、零戦は
局戦運用に特化するなら一撃離脱が主体で格闘戦は従になるからそれで良しとするわけ
2019/02/08(金) 17:09:21.63ID:9R4aXoLR
>>763
二号零戦、三号零戦はそれより改善してるのと

何より、零戦の機動性は改良の余地を多く残してる
烈風みたいに三舵タブだとか、金属製の補助翼だとか

もっと本格的にやるなら
陸攻で機動性に改善のあった半層流翼への翼形変更とか

零戦については史実では本格改良はされておらず
決して手を尽くしたのにあの横転性の悪さ、というわけではないのです
2019/02/08(金) 17:29:23.03ID:G8ZYxZiO
TAICの「クリーンかつダーティに失速し」は明らかに誤訳だと思うの
クリーン状態でもそうでなくても、という意味だろ
日本のパイロットには「いきなり失速」が非常に嫌われたっぽいが、やはり零戦という
格別乗りやすい機体と比べちゃったからか、それとも米軍はそこまで振り回さなかっただけなのか・・
2019/02/08(金) 18:05:58.42ID:fu3456ql
コトブキ効果で雷電ファンが増えたようだが
ホッケウルフFw190のほうが機械としては正義だと思うぞ
強制ファンにしてもな
2019/02/08(金) 18:40:15.84ID:cgDuswfz
>>766
アニオタは黙ってろ
俺らがそんな荒野行動民みたいなノリで雷電ファンの世界に入ったと思うなよ
アニメやゲーム効果とか言ってるオマエはキモいからこのスレから失せろ、ホッケwウルフ野郎が
2019/02/08(金) 19:37:48.85ID:fu3456ql
おやあ?
ホッケウルフは軍板でよく使用される用語で
実はドイツ語の原音に近いともいわれるのだがチミは
そんな事も知らないとは、にわかのコトブキ民のひとりかな?
2019/02/08(金) 19:41:44.30ID:fu3456ql
しかしその行動力は嫌いじゃないぜw
2019/02/08(金) 19:45:00.51ID:9R4aXoLR
別にコトブキから入った人でもいい
今時まともな日本語力があればたとえ二次資料でも
短時間に良質な書籍なりウェブサイトなりを当たることができる
一般に入手できる情報が多いから、そんな侮るのはよした方がいい
2019/02/08(金) 20:02:28.81ID:cgDuswfz
>>768
あーはいはいすぐアニメに結びつけるキモオタ脳はマウントとる事しか頭にないのね
そんな呼び方マイナーに決まってんだろ、知らなくて何が恥ずかしいのかね?
2019/02/08(金) 20:04:59.90ID:fu3456ql
軍板的にはオオタキの雷電を作ったやつしか雷電マニアと認めない
(大滝は1980年に倒産)
どうだ?ん。コトブキ民はプラモも作ったこともないのだろうが・・
2019/02/08(金) 20:06:15.95ID:B92283Zz
>>772
アニメ知ってる時点でお前がコトブキ民じゃないのか?俺はキモオタ御用達アニメは見た事無いんで分かりかねる…
2019/02/08(金) 20:12:35.82ID:cgDuswfz
てか、何だそのプラモデルが云々とか、ただの爺かよ(笑)
いい歳こいて深夜アニメなんか見て恥ずかしくねぇのかよ
あとフォッケウルフは重過ぎ
2019/02/08(金) 20:16:33.23ID:fu3456ql
だからFw190こそが最も理想に近い正義のメカニズムなのだよ
丸メカニックを買えばわかる
あ、もう絶版かぁ

今月の丸で190特集してるぞ
2019/02/08(金) 20:31:39.11ID:B92283Zz
まあ排気系とか細かいところでよく作られているのは事実だが、飛行機の設計としてちゃんとつくられていないといかんわけで
初期型でさえ雷電の全備重量がほぼ自重になってるぐらいの重量機体だからなぁ
雷電とは勝負にならんだろうな
2019/02/08(金) 20:33:04.99ID:B92283Zz
アメリカ側計測値ね。3.2トンぐらいだっけな
ドイツ側の自重はインチキなので信用しない
2019/02/08(金) 20:33:22.75ID:6LKwlFrc
動力周りの儀装はカウルフラップ廃止してみたら過ぎてる面もあるし(のちに復活)
過熱の酷いBMW801じゃなけりゃ馬力を食う冷却ファンはいらなかったかもしれないが
逆にFw190には必須だった
動力周りは米英も手本にしてる素晴らしい設計で、この知見が共有されてれば
日本の空冷機の性能も全然違った

重いのはエンジンのせいもある


とはいえ、今時丸メカがバイブルで歴の長さを振りかざすというのは顰蹙されますぞ
2019/02/08(金) 20:35:57.48ID:cgDuswfz
てか気になってFw190の真実スレ覗いてみたら案の定コトブキ効果言ってる爺がいてワロタ
この一匹がいろんなところに沸いているって事だよな?こんな古臭いやつが何匹もいるのは勘弁してほしいわ
2019/02/08(金) 20:43:06.85ID:fu3456ql
そこかね?
190は優れて合理的で簡潔な三角形の胴体で作りやすい
主桁は一本だが上下に小骨付きの板をかぶせる。プラモに近い構造など
抜群の作りやすさや

フライトシムやってると190の乗りやすさや
強力なマウザー機関砲がなんともうらやましくなる

せめて雷電にマウザーがあればという
2019/02/08(金) 21:01:04.38ID:LALaJUqB
プラモにフラシムか
コトブキオタクのほうがよっぽど使えそうだな
2019/02/08(金) 21:24:24.15ID:6LKwlFrc
皮肉にも、Fw190は量産に向いた機体にもかかわらず発動機の生産能力ゆえに
配備数を限られてしまった

日本でいうと、四式戦の不足を一式戦で補ったようなもの

海軍、三菱でも雷電(または金星零戦)の不足を栄装備の零戦で補うような運用はもしかしたら可能だったかもね

とか、年齢自慢や趣味よりは飛行機の話がしたいものだ
2019/02/08(金) 22:12:21.74ID:ZBH1NwZj
キ108は、金星62ターボ無しで、13500mまで上昇し、
高度10000mまで17分で上昇し、630kmがホントに出ていたのであれば、
昭和19年9月審査飛行開始なのだし、B-29キラー(局地戦闘機)としては資質十分である。

コイツは双発だが、
全備7200kg、主翼面積34u → 翼面荷重 211程度、
全備7200kg、1速全開1350ps×2 → 1速馬力荷重2.66
2速全開1250ps×2、主翼面積34u → 2速翼面馬力 73.5

これぐらいのスペックの単座戦闘機(与圧無し)を、30mm翼内×2程度であったにせよ、
アスペクト比をそれなりに高めれば、
昭和20年第一四半期までに役立つ(B-29迎撃)、局地(乙)戦闘機になっただろうね。
金星6xの「試作完成」は昭和16年だから、昭和16年後半からの設計開始であれば、
そう難易度は高いわけでもない。

P-51迎撃用には、甲戦闘機が必要になるけど、まぁやむを得ない。
自動空戦フラップなり、土井武夫ばりに高アスペクト比で維持旋回率向上を図る理論で設計すれば、
甲戦闘機を兼ねることができるかもしれないが、…
2019/02/08(金) 22:27:14.55ID:ZBH1NwZj
そういう意味では、火星1xの離昇1500ps級のJ2M1と見比べてみれば、
エンジン出力は似たり寄ったり(但しΦが大きく、空気抵抗や重量で火星不利)、
J2M1主翼面積20uは、キ108の高高度性能・速度性能から言えば、広大、
重量は極めて軽く仕上がった、と言えるだろう。

J2Mは主翼面積(翼面荷重)の設定ゆえに、高高度迎撃機になれなかったんじゃねぇか、
とすら思う。
確かに胴体の太さはネガティブだが、キ108(前作のキ102)は、恐らく、キ48以来のNACA23000シリーズのハズだ。
LB翼をモディファイした半層流翼の雷電であれば、どっこいどっこいレベルに仕上がる可能性あり。

20mmを機首に積める(ホ5)陸軍機の方が、主翼の設計の自由度は高い。
であれば、海軍は、高高度で高速爆撃機を迎撃する局地戦闘機・乙戦闘機こそ、双発指定すべき、
とも言える(苦笑)
2019/02/08(金) 22:54:27.53ID:6LKwlFrc
与圧してると意識が朦朧としないから燃調とか発動機の調整が最適になって
高度10000mまでの状況時間が短縮されてる可能性は
2019/02/09(土) 02:07:37.25ID:iFyZS0uW
ドイツの戦闘機は航続距離が短いからなあ。滞空時間ももちろん短い。アシが短くて困った雷電よりさらに短い。
マスタングを迎撃に上がって、そのマスタングより先に燃料切れになるレベル。
もっと燃料を積んでいれば、そりゃ重くなって燃えやすくなって苦しくなるだろう。

まあ
・ロールがいくら早くても、それだけでは空戦の覇者たりえないよね
という証拠としては貴重。


雷電が活躍できなかったのはやはり訓練と機械的信頼性の不足だろう。

対戦闘機の機材じゃないから、対戦闘機戦の訓練もしない。
機体に合わせた戦技の開発、訓練をしようにもガソリン不足で十分に飛ばせない。
頑張ってやりくりして飛ばすと主にエンジンが故障して落ちる。
#なお油が沢山あった南方でも、敵の数の暴力と乗員の過労でじり貧ドカ貧になって負ける。負けた。

【うまい人が零戦のつもりで飛ばそうとして失速させて落ちる】
という話を見た時は、もう落ちた人も雷電も気の毒でならなかった。
2019/02/09(土) 03:08:18.31ID:EqfTM7rA
>>786
そんなことはない
末期のドイツ空軍は燃料不足と練習機不足が主な敗因だし

日本海軍の場合、ジリ貧と一部搭乗員の過労に甘んじて養成した
一航艦(新しい方)をはじめとする決戦兵力を
アホ丸出しの指揮で地上撃破されてドカ貧に転じた
指揮能力の問題

昭和19年のマーシャルの戦い以降、相手が当時の米海軍ではなくミッドウェー海戦時の一航艦でも絶対に負けるような作戦ばかりしてた
無能を絵に描いたような作戦指導

個人的には空母で基地空を撃破しまくってたり
空母主体による侵攻作戦を提唱してた、
空母の怖さと手の内知ってる司令官を充てるべきだったと思うが
南雲中将には十四航艦が与えられるも、一航艦に稼働機をとられ活躍できず
山口少将はミッドウェーで戦死
角田中将は空母の怖さを体感した経験がないせいか
哨戒に不備あり、さらに奇襲を受けた基地に戦力を逐次投入して全滅させてる

角田中将の代わりに南雲中将か大西中将を充ててれば
マリアナで退避される代わりにフィリピン戦では米海軍の運命も危うかったかもしれない
特攻もやらなくて済んだだろう
2019/02/09(土) 06:58:09.60ID:cnX0BnzU
航続距離が長い、これで海軍の作戦参謀は「長い槍」をもつことになり
ひじょうに作戦を立てやすくなる。零戦の栄も好まれたのはそれで
金星では燃料をくってしまう。それだけ脚は短くなるなら金星交換を渋った

ただ零戦はドイツでの評価は散々だ。人命軽視のウンコというのが定着してる
零戦は確かに防弾はなく巡航速度も290キロ台という低速で
これで長距離フェリーしていて高速の戦闘機に発見されては好餌となる

航続力のあるP51だって巡航速度は低めで430キロ
P47は580キロぐらいだ。脚はやや短いがさっと飛んでサッサと帰る
だからP47に乗ってるほうが「生き残れた」のである

P47は巡航速度が速いので、戦闘開始時点で既に優位というパターンすら考えられます。
ただしドイツのエースが割と生き残ってるのは最初から全開という速度の高さだろう
Fw190の巡航速度は500キロでこれが燃費の悪さにつながってるが
液冷のFw190Dなどは巡航600でさらに速くわるくなってる
2019/02/09(土) 07:19:50.07ID:cnX0BnzU
朝鮮戦争ではP51が地上攻撃機として大量に使われました
しかし戦闘機タイプでも巡航速度400キロの低さで航続を稼いでいたのに
爆装したF51は巡航速度300キロ、へたしたら290キロだと容易に想像がつく
人気のあるダクラスa1スカイレーダーは巨大なサイクロンエンジンで巡航速度300キロであるので・・・

朝鮮戦争とうじ日本の米軍はジェット戦闘機P80を装備していたがこれは足が短く
最も前線に近い福岡からとんでも朝鮮の奥深くに行けない
そこで旧式P51への機種改変が進む。やがてP80も巨大な翼端のミサワタンクで航続が伸び
旧式ジェット機として地上攻撃に使えるようになる

P80は初期のジェット機でしかも単発で離陸中エンジンが停止したら即墜落という「死の機体」
でしたが実際多くのエースがこれで死んだ
ですが地上攻撃に限ってはパイロットはP51よりP80をこのむようになる
これはP80が初期ジェットのため未経験でドンガラで二分割の機体が疑念のため強化され、
非常に頑丈であったたためとされる。もちろん高速帰投できる安全性も勿論、うれしいものだった
2019/02/09(土) 07:37:55.09ID:jgiyYcFZ
↑内容はともかく、文章が下手だな
2019/02/09(土) 07:38:16.01ID:cnX0BnzU
地上攻撃でもP80ジェット機のほうが優れるという「戦訓」をえたアメリカ軍は・・・
ヒトラー総統は「それ見たことか!わしは正しいのじゃ」と吠えるでしょうが・・・

ベトナム戦争の頃はほとんどプロペラ機は廃止され地上攻撃はジェット機にたよることになる
しかし陸軍はふまんだらけであった
彼らに言わせれば第二次大戦の米軍機はガッツがあり24時間戦場に貼りついていつでも支援してれる
しかしジェット機は臆病者でさっときて爆弾を落としササッとゴキブリのように帰るだけ
まるでガッツが足りないと

そこで空軍は海軍プロペラ攻撃機スカイレーダーを借りうけて使用した
ガッツのあるプロペラ機の再来は軍に大好評となりスカイレーダーはアイドルになった


軍はスカイレーダーの好評にきをよくして新造を目論んだ
速度が低すぎて生存性が低いため、他の機体を使用したほうが良いと考える
国防総省のコンピューターによって再生産を指名されたのは日本軍の流星だった
スカイレーダーより有能と判定された流星はたしかに爆弾庫をもち高速で飛べるだろう。

しかし依頼された愛知は困惑し再生産は不可能だとお断りしたという
2019/02/09(土) 09:47:51.79ID:cnX0BnzU
誉は栄の18気筒版であるからスモールボアで燃費はよく
スカイレーダーより流星のほうが有能というのもあながち間違いではないかもしれない

Bf109G型の巡航速度は540キロでFW190より早いがこれも
エースパイロットに人気のあった所以と考えられる
Bf109のダイムラーは非常に燃費が悪く2000馬力の誉エンジンより悪い
のだから良いことばかりではなかった
紫電改の巡航速度は360キロ、疾風もまぁそれぐらいで
5式で400キロである

一式戦は巡航速度は250〜400キロも可能だったが
まぁ300キロ程でとんだと思われる。これなら400キロの半分の燃料消費ですみ経済的だ
もし400キロで巡航したらダイムラーに迫る悪さだったからあまり実用的ではない
2019/02/09(土) 10:05:59.43ID:ROU7UBwq
Fw190のカウリングに組み込んだ環状オイルクーラーの冷却機構は好きだな
装甲カウリングだしあれを強制冷却ファンで空気循環させて冷却している仕組みを丸メカで読んだ時は感心した
日本ってたいていカウリングの下にボコってオイルクーラー突き出させてるし、あれが好きじゃなくて
2019/02/09(土) 10:19:29.01ID:cnX0BnzU
栄と違い、ダイムラーエンジンは燃費が悪く、低速でもあまり燃費は良くならなかった
一気筒あたり4バルブのせいなのか
ボアが大きい12気筒エンジンのせいなのか
あるいは燃料噴射のせいなのか
ただし、ロールスも27リッターのマーリンは燃費はまぁまぁだった。だからランカスター重爆にも採用れた
ビックボアのグリフォンスピットは航続距離が極端に悪化して航続距離はバッタ同然になり
驚くべきカタログスペックにかかわらずドイツ侵攻ではつかえず、大型のタイフーンが主役になる
エアフィックスのプラモでもタイフーンはよく起用され英国人では非常に人気がある

そのタイフーン・テンペストもパワーアップに伴うセイバーエンジンの燃費の悪さで
戦後のシーフュ-リーは空冷18気筒エンジンを選択する

燃費と巡航速度は非常に重要な要素なのである
2019/02/09(土) 10:39:03.70ID:eHtrzw2x
雷電の場合火星自体は悪くなかったけど
滑油や筒温は上がりがちで、頻繁な操作に熟練してないと飛ばせなかったらしい
太い胴体の割にオイルクーラーは機外にはみ出し、
それでも冷却不足だったようで、やはり延長軸と強制冷却ファンを採用するにせよ
開口部はもっと必要で、太い胴体は百害あって一利なしと
2019/02/09(土) 11:22:50.11ID:cnX0BnzU
雷電の太い胴体が要らないとなると
Fw190の三角胴体でじゅーぶんなんだよ
工作も容易だし
側面スリットから排気ガスで胴体に張り付いた境界層もふきとばすから
速度も向上する。ただ日本陸軍はFw190早速購入したが

日本海軍ドイツ駐留武官は愚鈍で
「Fw190は高速なれど設計に見るべきものなし」と報告してしまうんだよ・・・

まぁ空技廠の彗星設計担当も
戦後のアメリカ機が操縦系を一本棒ですましてるのをみて
「おかしい。操縦索、ワイヤー2本のほうが軽くなるはずだ」と激怒したり
(整備班の調整はめんどうですけどね)
やはり空技廠の銀河設計者も「量産に配慮すべしという批判は承知してるが
あのとうじは性能第一でそんな余裕はなかった」と弁解したりしてるのだが
2019/02/09(土) 11:41:21.42ID:UEIInWI5
ソ連でも捕獲機の試験結果や、対戦した戦闘機パイロットからの評価はBf109より低いんだよな、Fw190
2019/02/09(土) 12:24:57.90ID:6XAot1sw
フォッケは、旋回性を捨てて一撃離脱に徹したならもっと上昇力と速度がないとね
2019/02/09(土) 14:51:59.12ID:pXn/ChrF
高高度性能を担保するには、アスペクト比高めて、誘導抵抗削るのは王道。
更に、胴体は細いに越したことはない。全機の有効縦横比λeが改善するわけだから。

という意味において、【鐘馗同様、雷電も】高高度の性能はあまり発揮できてないだろうね。
これは主翼の設計思想から言えば、どうしてもそうなる。
時代の趨勢に、主翼のアスペクト比の取り方も/胴体の太さも、双方逆行してる。

土井武夫は、97戦のコンペの時から、高アスペクト比志向だったから、
高高度性能が求められる大戦後半の時代に、更に、相応しくなった。
堀越(チーム)は、…大戦前半に限界が到達する宿命、だろうね。

更に言うと、烈風の仕様書見て、「自分の予想以上に」過酷すぎてビックリしたというハナシもあるらしいが、
14試局戦の性能そのままに、艦戦化せよ、って要求が来ることぐらいは、
予想できると思うけどね。

メッサーなりフォッケなりスピットなりが、600kmオーバーでガチで殴り合ってる時代なのだし。
戦闘機を相手にする甲戦闘機なら、速度性能で600-650km/hを担保したうえで、
旋回性能・STOL性能を求めてくるだろう、って話は、諸外国の事情に精通していればビックリはしない。
高揚力装置を相当工夫する、などの方向性が必要ななか、三菱(堀越)は極めて動きが鈍い…
2019/02/09(土) 16:34:12.09ID:eHtrzw2x
キ61の高アスペクト比は翼内に大口径機関砲の搭載をしなくて良い軽戦闘機として開発されたから
そうでない機体は、それなりに翼を設計せねばならない。それこそキ60とかね

十七試艦戦で問題になったのは翼面荷重の指定
着艦速度やどの性能ではなく、機体の規模を決められてしまったので苦慮した
高揚力装置で解決する方向性を潰されてしまった
航空機の用法や航空戦における役割を没却して外形ばかり見てたって仕方がない
2019/02/09(土) 16:42:45.37ID:eHtrzw2x
キ61の主翼にしたって、ホ5搭載のため22平方メートルへの拡大(アスペクト比の低下)が検討されたが
実現しなかったのは発動機の状況が酷すぎて試験や重量増どころではなかっただけ

だいたい20ミリを搭載しようとすると零戦くらいの主翼になるわけで
2019/02/09(土) 17:02:06.49ID:eHtrzw2x
キ61は軽戦、戦闘機としか交戦せず
兵装も機銃のみで良いとされていた
ホ103やMG151/20は例外的にコンパクトだったので翼に収まったけど
もとは機銃しか搭載しない予定の主翼
だからあんなに細長くできた

長い航続距離と格闘に強いことを意識した対戦闘機スペシャルの機体なわけで
雷電と比較するのは、昭和15年当時の開発時の思想においては不適切ではないかな
2019/02/09(土) 17:15:30.46ID:eHtrzw2x
十四試局戦の何がいけなかったかというと
火星一三型では最大速度315ノット(集合排気管)しか出ないという試算があったのに
「それなら零戦の改良でいいじゃん」という意見にならなかったところ
もちろん提案をしなかった設計側のミスでもある
折しも十二試艦戦を母艦での発着試験を待たず局戦として採用する話も出てた頃なのに、だ
延長軸、強制冷却ファン、紡錘形胴体はデザイナーズトイであり
設計側がつい新技術でやってみたくなってしまったという側面はないのだろうか?
堀越技師が対案として出したのは
欧州大戦により海軍がとうに諦めてた液冷発動機の装備であり、新技術で何かをしたいという意欲が勝ちすぎてる

さらに、火星一三型装備機の限界が明らかなのに
単排気管の提案があったのが昭和17年にもなってから
なんと空技廠は空冷機の実験をしてなかった
推力式単排気管については十三試艦爆でやってるんだから
こんなもの作らず応用の効く空冷機における儀装を研究しているべきだった
空技廠は余計なものばかり提案して役立つことは何ひとつしなかった

平時なら良いけど、空技廠も三菱も戦時という頭の切り替えができてなかった
2019/02/09(土) 19:13:09.68ID:3W04XS3F
>>800
まるでキ-60のほうが大きい機銃を積めるように読めるので翼弦長を計算してみた
テーパー比は調べるのが面倒だから適当に3パターン

先細比 翼根/翼端 (CL〜1.8m)
キ-60
0.6 2.07 / 1.24 (1.76)
0.5 2.21 / 1.11 (1.80)
0.4 2.37 / 0.95 (1.85)

キ-61
0.6 2.08 / 1.25 (1.83)
0.5 2.22 / 1.11 (1.89)
0.4 2.38 / 0.95 (1.95)

単純に翼幅だけ変えた設計なのか、翼弦長は双方ほぼ同じ
CL〜1.8m(機銃を積むあたり)での翼弦長はキ-61のほうがやや長い
相対的に中心線に近い位置になるほうが長くなるのは当たり前か
2019/02/09(土) 20:57:11.21ID:3uodb5AE
>>801
面積なら関係ないでしょ、それよりも厚さの方で
2019/02/09(土) 22:28:33.17ID:pXn/ChrF
ちなみに、川崎の飛行機の実テーパー比、0.4付近のハズだ。
eを楕円翼に近づけるため、である。
キ47はそういう思想で設計されてたのだから。

1.9m前後の翼弦長なら、翼厚15%だとすれば、28cm〜30cmぐらいだな。
2019/02/09(土) 22:32:11.07ID:pXn/ChrF
こうして考えると、薄翼NACA2213に20mm押し込んだスピットファイア。
銃の設計が薄かったせいか、主翼設計の妙なのか、って話になるわな。
2019/02/09(土) 22:43:20.73ID:pXn/ChrF
>>803

> さらに、火星一三型装備機の限界が明らかなのに
> 単排気管の提案があったのが昭和17年にもなってから

推力式単排気管が日本で注目され始めたのは、昭和15年ぐらいだからな(笑)
航空学会誌に、理論的な諸外国の資料の有無の問い合わせが掲載されたのがこの時期。
中島が彩雲で採用すべく、「実機実験始めた」のが昭和16年の春から。
研三にも搭載された推力式単排気管であるが、昭和15年より前に、どれぐらいの推力が期待できるか、
なんてレポートは日本にないだろう。

結論。昭和17年2月に、空技廠が推力式単排気管の提案したのは、実験結果を得て早々の出来事(冷笑)
ID:eHtrzw2xの、単なる思い込み・資料探索リテラシーの低さに基づく、感情的な暴走に過ぎぬ。
2019/02/10(日) 00:11:11.92ID:E0Jlubfu
>>806
翼厚比もテーパーかかってるからもう少し薄くなる

>>807
楕円翼は同じ縦横比のテーパー翼と比べて武装位置(プロペラ半径+α)での翼弦長を長く取れる
例えばキ-61を楕円翼にすれば根元は2.11mでCL〜1.8mでは1.96mに、
キ-61なら根元は2.12mでCL〜1.8mでは2.03mになる
スピットファイアの翼はキ-84と同規模だけど、
キ-84は根元が2.41mでCL〜1.8mでは2.06m(縦横比は0.55で計算)、
スピットは根元が2.43mでCL〜1.8mでは2.31m
2019/02/10(日) 00:25:13.39ID:E0Jlubfu
>>809
翼幅はほぼ同じだけど翼面積はキ-84が21m2でスピットは22.48m2だった
811名無し三等兵
垢版 |
2019/02/10(日) 06:30:02.43ID:BuFtoMDZ
>>782
フォッケの設計技師はDB系を使いたかったがエンジン供給の問題からBMW空冷だったけど、
英軍もロールスロイスでなくてブリストル社の空冷エンジンの戦闘機はなかったのかな?
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