局地戦闘機雷電その8

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1名無し三等兵
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2019/01/12(土) 22:02:50.28ID:MAQBzsQy
先代
局地戦闘機雷電その7
http://itest.5ch.net/mevius/test/read.cgi/army/1543328863
2019/02/08(金) 20:06:15.95ID:B92283Zz
>>772
アニメ知ってる時点でお前がコトブキ民じゃないのか?俺はキモオタ御用達アニメは見た事無いんで分かりかねる…
2019/02/08(金) 20:12:35.82ID:cgDuswfz
てか、何だそのプラモデルが云々とか、ただの爺かよ(笑)
いい歳こいて深夜アニメなんか見て恥ずかしくねぇのかよ
あとフォッケウルフは重過ぎ
2019/02/08(金) 20:16:33.23ID:fu3456ql
だからFw190こそが最も理想に近い正義のメカニズムなのだよ
丸メカニックを買えばわかる
あ、もう絶版かぁ

今月の丸で190特集してるぞ
2019/02/08(金) 20:31:39.11ID:B92283Zz
まあ排気系とか細かいところでよく作られているのは事実だが、飛行機の設計としてちゃんとつくられていないといかんわけで
初期型でさえ雷電の全備重量がほぼ自重になってるぐらいの重量機体だからなぁ
雷電とは勝負にならんだろうな
2019/02/08(金) 20:33:04.99ID:B92283Zz
アメリカ側計測値ね。3.2トンぐらいだっけな
ドイツ側の自重はインチキなので信用しない
2019/02/08(金) 20:33:22.75ID:6LKwlFrc
動力周りの儀装はカウルフラップ廃止してみたら過ぎてる面もあるし(のちに復活)
過熱の酷いBMW801じゃなけりゃ馬力を食う冷却ファンはいらなかったかもしれないが
逆にFw190には必須だった
動力周りは米英も手本にしてる素晴らしい設計で、この知見が共有されてれば
日本の空冷機の性能も全然違った

重いのはエンジンのせいもある


とはいえ、今時丸メカがバイブルで歴の長さを振りかざすというのは顰蹙されますぞ
2019/02/08(金) 20:35:57.48ID:cgDuswfz
てか気になってFw190の真実スレ覗いてみたら案の定コトブキ効果言ってる爺がいてワロタ
この一匹がいろんなところに沸いているって事だよな?こんな古臭いやつが何匹もいるのは勘弁してほしいわ
2019/02/08(金) 20:43:06.85ID:fu3456ql
そこかね?
190は優れて合理的で簡潔な三角形の胴体で作りやすい
主桁は一本だが上下に小骨付きの板をかぶせる。プラモに近い構造など
抜群の作りやすさや

フライトシムやってると190の乗りやすさや
強力なマウザー機関砲がなんともうらやましくなる

せめて雷電にマウザーがあればという
2019/02/08(金) 21:01:04.38ID:LALaJUqB
プラモにフラシムか
コトブキオタクのほうがよっぽど使えそうだな
2019/02/08(金) 21:24:24.15ID:6LKwlFrc
皮肉にも、Fw190は量産に向いた機体にもかかわらず発動機の生産能力ゆえに
配備数を限られてしまった

日本でいうと、四式戦の不足を一式戦で補ったようなもの

海軍、三菱でも雷電(または金星零戦)の不足を栄装備の零戦で補うような運用はもしかしたら可能だったかもね

とか、年齢自慢や趣味よりは飛行機の話がしたいものだ
2019/02/08(金) 22:12:21.74ID:ZBH1NwZj
キ108は、金星62ターボ無しで、13500mまで上昇し、
高度10000mまで17分で上昇し、630kmがホントに出ていたのであれば、
昭和19年9月審査飛行開始なのだし、B-29キラー(局地戦闘機)としては資質十分である。

コイツは双発だが、
全備7200kg、主翼面積34u → 翼面荷重 211程度、
全備7200kg、1速全開1350ps×2 → 1速馬力荷重2.66
2速全開1250ps×2、主翼面積34u → 2速翼面馬力 73.5

これぐらいのスペックの単座戦闘機(与圧無し)を、30mm翼内×2程度であったにせよ、
アスペクト比をそれなりに高めれば、
昭和20年第一四半期までに役立つ(B-29迎撃)、局地(乙)戦闘機になっただろうね。
金星6xの「試作完成」は昭和16年だから、昭和16年後半からの設計開始であれば、
そう難易度は高いわけでもない。

P-51迎撃用には、甲戦闘機が必要になるけど、まぁやむを得ない。
自動空戦フラップなり、土井武夫ばりに高アスペクト比で維持旋回率向上を図る理論で設計すれば、
甲戦闘機を兼ねることができるかもしれないが、…
2019/02/08(金) 22:27:14.55ID:ZBH1NwZj
そういう意味では、火星1xの離昇1500ps級のJ2M1と見比べてみれば、
エンジン出力は似たり寄ったり(但しΦが大きく、空気抵抗や重量で火星不利)、
J2M1主翼面積20uは、キ108の高高度性能・速度性能から言えば、広大、
重量は極めて軽く仕上がった、と言えるだろう。

J2Mは主翼面積(翼面荷重)の設定ゆえに、高高度迎撃機になれなかったんじゃねぇか、
とすら思う。
確かに胴体の太さはネガティブだが、キ108(前作のキ102)は、恐らく、キ48以来のNACA23000シリーズのハズだ。
LB翼をモディファイした半層流翼の雷電であれば、どっこいどっこいレベルに仕上がる可能性あり。

20mmを機首に積める(ホ5)陸軍機の方が、主翼の設計の自由度は高い。
であれば、海軍は、高高度で高速爆撃機を迎撃する局地戦闘機・乙戦闘機こそ、双発指定すべき、
とも言える(苦笑)
2019/02/08(金) 22:54:27.53ID:6LKwlFrc
与圧してると意識が朦朧としないから燃調とか発動機の調整が最適になって
高度10000mまでの状況時間が短縮されてる可能性は
2019/02/09(土) 02:07:37.25ID:iFyZS0uW
ドイツの戦闘機は航続距離が短いからなあ。滞空時間ももちろん短い。アシが短くて困った雷電よりさらに短い。
マスタングを迎撃に上がって、そのマスタングより先に燃料切れになるレベル。
もっと燃料を積んでいれば、そりゃ重くなって燃えやすくなって苦しくなるだろう。

まあ
・ロールがいくら早くても、それだけでは空戦の覇者たりえないよね
という証拠としては貴重。


雷電が活躍できなかったのはやはり訓練と機械的信頼性の不足だろう。

対戦闘機の機材じゃないから、対戦闘機戦の訓練もしない。
機体に合わせた戦技の開発、訓練をしようにもガソリン不足で十分に飛ばせない。
頑張ってやりくりして飛ばすと主にエンジンが故障して落ちる。
#なお油が沢山あった南方でも、敵の数の暴力と乗員の過労でじり貧ドカ貧になって負ける。負けた。

【うまい人が零戦のつもりで飛ばそうとして失速させて落ちる】
という話を見た時は、もう落ちた人も雷電も気の毒でならなかった。
2019/02/09(土) 03:08:18.31ID:EqfTM7rA
>>786
そんなことはない
末期のドイツ空軍は燃料不足と練習機不足が主な敗因だし

日本海軍の場合、ジリ貧と一部搭乗員の過労に甘んじて養成した
一航艦(新しい方)をはじめとする決戦兵力を
アホ丸出しの指揮で地上撃破されてドカ貧に転じた
指揮能力の問題

昭和19年のマーシャルの戦い以降、相手が当時の米海軍ではなくミッドウェー海戦時の一航艦でも絶対に負けるような作戦ばかりしてた
無能を絵に描いたような作戦指導

個人的には空母で基地空を撃破しまくってたり
空母主体による侵攻作戦を提唱してた、
空母の怖さと手の内知ってる司令官を充てるべきだったと思うが
南雲中将には十四航艦が与えられるも、一航艦に稼働機をとられ活躍できず
山口少将はミッドウェーで戦死
角田中将は空母の怖さを体感した経験がないせいか
哨戒に不備あり、さらに奇襲を受けた基地に戦力を逐次投入して全滅させてる

角田中将の代わりに南雲中将か大西中将を充ててれば
マリアナで退避される代わりにフィリピン戦では米海軍の運命も危うかったかもしれない
特攻もやらなくて済んだだろう
2019/02/09(土) 06:58:09.60ID:cnX0BnzU
航続距離が長い、これで海軍の作戦参謀は「長い槍」をもつことになり
ひじょうに作戦を立てやすくなる。零戦の栄も好まれたのはそれで
金星では燃料をくってしまう。それだけ脚は短くなるなら金星交換を渋った

ただ零戦はドイツでの評価は散々だ。人命軽視のウンコというのが定着してる
零戦は確かに防弾はなく巡航速度も290キロ台という低速で
これで長距離フェリーしていて高速の戦闘機に発見されては好餌となる

航続力のあるP51だって巡航速度は低めで430キロ
P47は580キロぐらいだ。脚はやや短いがさっと飛んでサッサと帰る
だからP47に乗ってるほうが「生き残れた」のである

P47は巡航速度が速いので、戦闘開始時点で既に優位というパターンすら考えられます。
ただしドイツのエースが割と生き残ってるのは最初から全開という速度の高さだろう
Fw190の巡航速度は500キロでこれが燃費の悪さにつながってるが
液冷のFw190Dなどは巡航600でさらに速くわるくなってる
2019/02/09(土) 07:19:50.07ID:cnX0BnzU
朝鮮戦争ではP51が地上攻撃機として大量に使われました
しかし戦闘機タイプでも巡航速度400キロの低さで航続を稼いでいたのに
爆装したF51は巡航速度300キロ、へたしたら290キロだと容易に想像がつく
人気のあるダクラスa1スカイレーダーは巨大なサイクロンエンジンで巡航速度300キロであるので・・・

朝鮮戦争とうじ日本の米軍はジェット戦闘機P80を装備していたがこれは足が短く
最も前線に近い福岡からとんでも朝鮮の奥深くに行けない
そこで旧式P51への機種改変が進む。やがてP80も巨大な翼端のミサワタンクで航続が伸び
旧式ジェット機として地上攻撃に使えるようになる

P80は初期のジェット機でしかも単発で離陸中エンジンが停止したら即墜落という「死の機体」
でしたが実際多くのエースがこれで死んだ
ですが地上攻撃に限ってはパイロットはP51よりP80をこのむようになる
これはP80が初期ジェットのため未経験でドンガラで二分割の機体が疑念のため強化され、
非常に頑丈であったたためとされる。もちろん高速帰投できる安全性も勿論、うれしいものだった
2019/02/09(土) 07:37:55.09ID:jgiyYcFZ
↑内容はともかく、文章が下手だな
2019/02/09(土) 07:38:16.01ID:cnX0BnzU
地上攻撃でもP80ジェット機のほうが優れるという「戦訓」をえたアメリカ軍は・・・
ヒトラー総統は「それ見たことか!わしは正しいのじゃ」と吠えるでしょうが・・・

ベトナム戦争の頃はほとんどプロペラ機は廃止され地上攻撃はジェット機にたよることになる
しかし陸軍はふまんだらけであった
彼らに言わせれば第二次大戦の米軍機はガッツがあり24時間戦場に貼りついていつでも支援してれる
しかしジェット機は臆病者でさっときて爆弾を落としササッとゴキブリのように帰るだけ
まるでガッツが足りないと

そこで空軍は海軍プロペラ攻撃機スカイレーダーを借りうけて使用した
ガッツのあるプロペラ機の再来は軍に大好評となりスカイレーダーはアイドルになった


軍はスカイレーダーの好評にきをよくして新造を目論んだ
速度が低すぎて生存性が低いため、他の機体を使用したほうが良いと考える
国防総省のコンピューターによって再生産を指名されたのは日本軍の流星だった
スカイレーダーより有能と判定された流星はたしかに爆弾庫をもち高速で飛べるだろう。

しかし依頼された愛知は困惑し再生産は不可能だとお断りしたという
2019/02/09(土) 09:47:51.79ID:cnX0BnzU
誉は栄の18気筒版であるからスモールボアで燃費はよく
スカイレーダーより流星のほうが有能というのもあながち間違いではないかもしれない

Bf109G型の巡航速度は540キロでFW190より早いがこれも
エースパイロットに人気のあった所以と考えられる
Bf109のダイムラーは非常に燃費が悪く2000馬力の誉エンジンより悪い
のだから良いことばかりではなかった
紫電改の巡航速度は360キロ、疾風もまぁそれぐらいで
5式で400キロである

一式戦は巡航速度は250〜400キロも可能だったが
まぁ300キロ程でとんだと思われる。これなら400キロの半分の燃料消費ですみ経済的だ
もし400キロで巡航したらダイムラーに迫る悪さだったからあまり実用的ではない
2019/02/09(土) 10:05:59.43ID:ROU7UBwq
Fw190のカウリングに組み込んだ環状オイルクーラーの冷却機構は好きだな
装甲カウリングだしあれを強制冷却ファンで空気循環させて冷却している仕組みを丸メカで読んだ時は感心した
日本ってたいていカウリングの下にボコってオイルクーラー突き出させてるし、あれが好きじゃなくて
2019/02/09(土) 10:19:29.01ID:cnX0BnzU
栄と違い、ダイムラーエンジンは燃費が悪く、低速でもあまり燃費は良くならなかった
一気筒あたり4バルブのせいなのか
ボアが大きい12気筒エンジンのせいなのか
あるいは燃料噴射のせいなのか
ただし、ロールスも27リッターのマーリンは燃費はまぁまぁだった。だからランカスター重爆にも採用れた
ビックボアのグリフォンスピットは航続距離が極端に悪化して航続距離はバッタ同然になり
驚くべきカタログスペックにかかわらずドイツ侵攻ではつかえず、大型のタイフーンが主役になる
エアフィックスのプラモでもタイフーンはよく起用され英国人では非常に人気がある

そのタイフーン・テンペストもパワーアップに伴うセイバーエンジンの燃費の悪さで
戦後のシーフュ-リーは空冷18気筒エンジンを選択する

燃費と巡航速度は非常に重要な要素なのである
2019/02/09(土) 10:39:03.70ID:eHtrzw2x
雷電の場合火星自体は悪くなかったけど
滑油や筒温は上がりがちで、頻繁な操作に熟練してないと飛ばせなかったらしい
太い胴体の割にオイルクーラーは機外にはみ出し、
それでも冷却不足だったようで、やはり延長軸と強制冷却ファンを採用するにせよ
開口部はもっと必要で、太い胴体は百害あって一利なしと
2019/02/09(土) 11:22:50.11ID:cnX0BnzU
雷電の太い胴体が要らないとなると
Fw190の三角胴体でじゅーぶんなんだよ
工作も容易だし
側面スリットから排気ガスで胴体に張り付いた境界層もふきとばすから
速度も向上する。ただ日本陸軍はFw190早速購入したが

日本海軍ドイツ駐留武官は愚鈍で
「Fw190は高速なれど設計に見るべきものなし」と報告してしまうんだよ・・・

まぁ空技廠の彗星設計担当も
戦後のアメリカ機が操縦系を一本棒ですましてるのをみて
「おかしい。操縦索、ワイヤー2本のほうが軽くなるはずだ」と激怒したり
(整備班の調整はめんどうですけどね)
やはり空技廠の銀河設計者も「量産に配慮すべしという批判は承知してるが
あのとうじは性能第一でそんな余裕はなかった」と弁解したりしてるのだが
2019/02/09(土) 11:41:21.42ID:UEIInWI5
ソ連でも捕獲機の試験結果や、対戦した戦闘機パイロットからの評価はBf109より低いんだよな、Fw190
2019/02/09(土) 12:24:57.90ID:6XAot1sw
フォッケは、旋回性を捨てて一撃離脱に徹したならもっと上昇力と速度がないとね
2019/02/09(土) 14:51:59.12ID:pXn/ChrF
高高度性能を担保するには、アスペクト比高めて、誘導抵抗削るのは王道。
更に、胴体は細いに越したことはない。全機の有効縦横比λeが改善するわけだから。

という意味において、【鐘馗同様、雷電も】高高度の性能はあまり発揮できてないだろうね。
これは主翼の設計思想から言えば、どうしてもそうなる。
時代の趨勢に、主翼のアスペクト比の取り方も/胴体の太さも、双方逆行してる。

土井武夫は、97戦のコンペの時から、高アスペクト比志向だったから、
高高度性能が求められる大戦後半の時代に、更に、相応しくなった。
堀越(チーム)は、…大戦前半に限界が到達する宿命、だろうね。

更に言うと、烈風の仕様書見て、「自分の予想以上に」過酷すぎてビックリしたというハナシもあるらしいが、
14試局戦の性能そのままに、艦戦化せよ、って要求が来ることぐらいは、
予想できると思うけどね。

メッサーなりフォッケなりスピットなりが、600kmオーバーでガチで殴り合ってる時代なのだし。
戦闘機を相手にする甲戦闘機なら、速度性能で600-650km/hを担保したうえで、
旋回性能・STOL性能を求めてくるだろう、って話は、諸外国の事情に精通していればビックリはしない。
高揚力装置を相当工夫する、などの方向性が必要ななか、三菱(堀越)は極めて動きが鈍い…
2019/02/09(土) 16:34:12.09ID:eHtrzw2x
キ61の高アスペクト比は翼内に大口径機関砲の搭載をしなくて良い軽戦闘機として開発されたから
そうでない機体は、それなりに翼を設計せねばならない。それこそキ60とかね

十七試艦戦で問題になったのは翼面荷重の指定
着艦速度やどの性能ではなく、機体の規模を決められてしまったので苦慮した
高揚力装置で解決する方向性を潰されてしまった
航空機の用法や航空戦における役割を没却して外形ばかり見てたって仕方がない
2019/02/09(土) 16:42:45.37ID:eHtrzw2x
キ61の主翼にしたって、ホ5搭載のため22平方メートルへの拡大(アスペクト比の低下)が検討されたが
実現しなかったのは発動機の状況が酷すぎて試験や重量増どころではなかっただけ

だいたい20ミリを搭載しようとすると零戦くらいの主翼になるわけで
2019/02/09(土) 17:02:06.49ID:eHtrzw2x
キ61は軽戦、戦闘機としか交戦せず
兵装も機銃のみで良いとされていた
ホ103やMG151/20は例外的にコンパクトだったので翼に収まったけど
もとは機銃しか搭載しない予定の主翼
だからあんなに細長くできた

長い航続距離と格闘に強いことを意識した対戦闘機スペシャルの機体なわけで
雷電と比較するのは、昭和15年当時の開発時の思想においては不適切ではないかな
2019/02/09(土) 17:15:30.46ID:eHtrzw2x
十四試局戦の何がいけなかったかというと
火星一三型では最大速度315ノット(集合排気管)しか出ないという試算があったのに
「それなら零戦の改良でいいじゃん」という意見にならなかったところ
もちろん提案をしなかった設計側のミスでもある
折しも十二試艦戦を母艦での発着試験を待たず局戦として採用する話も出てた頃なのに、だ
延長軸、強制冷却ファン、紡錘形胴体はデザイナーズトイであり
設計側がつい新技術でやってみたくなってしまったという側面はないのだろうか?
堀越技師が対案として出したのは
欧州大戦により海軍がとうに諦めてた液冷発動機の装備であり、新技術で何かをしたいという意欲が勝ちすぎてる

さらに、火星一三型装備機の限界が明らかなのに
単排気管の提案があったのが昭和17年にもなってから
なんと空技廠は空冷機の実験をしてなかった
推力式単排気管については十三試艦爆でやってるんだから
こんなもの作らず応用の効く空冷機における儀装を研究しているべきだった
空技廠は余計なものばかり提案して役立つことは何ひとつしなかった

平時なら良いけど、空技廠も三菱も戦時という頭の切り替えができてなかった
2019/02/09(土) 19:13:09.68ID:3W04XS3F
>>800
まるでキ-60のほうが大きい機銃を積めるように読めるので翼弦長を計算してみた
テーパー比は調べるのが面倒だから適当に3パターン

先細比 翼根/翼端 (CL〜1.8m)
キ-60
0.6 2.07 / 1.24 (1.76)
0.5 2.21 / 1.11 (1.80)
0.4 2.37 / 0.95 (1.85)

キ-61
0.6 2.08 / 1.25 (1.83)
0.5 2.22 / 1.11 (1.89)
0.4 2.38 / 0.95 (1.95)

単純に翼幅だけ変えた設計なのか、翼弦長は双方ほぼ同じ
CL〜1.8m(機銃を積むあたり)での翼弦長はキ-61のほうがやや長い
相対的に中心線に近い位置になるほうが長くなるのは当たり前か
2019/02/09(土) 20:57:11.21ID:3uodb5AE
>>801
面積なら関係ないでしょ、それよりも厚さの方で
2019/02/09(土) 22:28:33.17ID:pXn/ChrF
ちなみに、川崎の飛行機の実テーパー比、0.4付近のハズだ。
eを楕円翼に近づけるため、である。
キ47はそういう思想で設計されてたのだから。

1.9m前後の翼弦長なら、翼厚15%だとすれば、28cm〜30cmぐらいだな。
2019/02/09(土) 22:32:11.07ID:pXn/ChrF
こうして考えると、薄翼NACA2213に20mm押し込んだスピットファイア。
銃の設計が薄かったせいか、主翼設計の妙なのか、って話になるわな。
2019/02/09(土) 22:43:20.73ID:pXn/ChrF
>>803

> さらに、火星一三型装備機の限界が明らかなのに
> 単排気管の提案があったのが昭和17年にもなってから

推力式単排気管が日本で注目され始めたのは、昭和15年ぐらいだからな(笑)
航空学会誌に、理論的な諸外国の資料の有無の問い合わせが掲載されたのがこの時期。
中島が彩雲で採用すべく、「実機実験始めた」のが昭和16年の春から。
研三にも搭載された推力式単排気管であるが、昭和15年より前に、どれぐらいの推力が期待できるか、
なんてレポートは日本にないだろう。

結論。昭和17年2月に、空技廠が推力式単排気管の提案したのは、実験結果を得て早々の出来事(冷笑)
ID:eHtrzw2xの、単なる思い込み・資料探索リテラシーの低さに基づく、感情的な暴走に過ぎぬ。
2019/02/10(日) 00:11:11.92ID:E0Jlubfu
>>806
翼厚比もテーパーかかってるからもう少し薄くなる

>>807
楕円翼は同じ縦横比のテーパー翼と比べて武装位置(プロペラ半径+α)での翼弦長を長く取れる
例えばキ-61を楕円翼にすれば根元は2.11mでCL〜1.8mでは1.96mに、
キ-61なら根元は2.12mでCL〜1.8mでは2.03mになる
スピットファイアの翼はキ-84と同規模だけど、
キ-84は根元が2.41mでCL〜1.8mでは2.06m(縦横比は0.55で計算)、
スピットは根元が2.43mでCL〜1.8mでは2.31m
2019/02/10(日) 00:25:13.39ID:E0Jlubfu
>>809
翼幅はほぼ同じだけど翼面積はキ-84が21m2でスピットは22.48m2だった
811名無し三等兵
垢版 |
2019/02/10(日) 06:30:02.43ID:BuFtoMDZ
>>782
フォッケの設計技師はDB系を使いたかったがエンジン供給の問題からBMW空冷だったけど、
英軍もロールスロイスでなくてブリストル社の空冷エンジンの戦闘機はなかったのかな?
2019/02/10(日) 08:15:37.61ID:3uKK9lvV
>>782
A型とD型で2万機以上作った飛行機の、どこが「配備数が限られて」いるのだ?
2019/02/10(日) 10:44:24.52ID:B1dfx7Kk
>>807
イスパノは細長いから
2019/02/10(日) 10:48:48.21ID:WiWItzmX
若きマックスフリッツはダイムラーに憧れグランプリカーのエンジン設計に貢献した
第一次大戦でマックスフリッツは高高度エンジンの設計を提案した
しかしゴットリーププダイムラーの息子ポールダイムラーは別のエンジンに夢中になっており
愚かにもマックスの提案をしりぞけた

マックスフリッツは南方のバイエルン市に移り新興BMW社でタイプVaエンジンを作り上げた
この新型エンジンは新設計により高空性能がおおはばに向上
200馬力出るかでないかの時代に230馬力を叩き出した
ただちにアントニーフォッカーはこのタイプVエンジン採用しフォッカー戦闘機にとりつけられた
これによってドイツパイロットは戦闘に入るのも自由自在になり無敵の確信を持った

ウーデット「BMWエンジンはとりわけ優れたエンジンであった。ただ登場があまりにおそすぎた」
新興BMWが会社も小さくエンジンは700基が生産されたにとどまった

戦後マックスフリッツは航空機禁止にされるとボクサー2気筒エンジンのオートバイを作り上げて
BMW社の経営危機を対処した。ただしマックスはバイクが大嫌いであった

ドイツ空軍のBMWへの好意は続いておりハインケル戦闘機にはさっそくV12エンジンが採用され
「補助戦闘機190」にBMW801が採用されたのも一種の救済策で伝統を重んじてのことだった
ただこれも伝統だが、BMWは経営不振が続きダイムラーに比べて会社規模が小さく・・
チャリンコのエンジンをつくるホンダのような新興会社だから・・増産要求にはなかなか答えられなかった。
2019/02/10(日) 19:50:06.99ID:kPEJKorF
>>811
テンペストIIはギリ間に合わなかったが

対日戦で活躍したという意味ではボーファイターかな
ハーキュリーズはスリーブバルブで5バルブ
日米エンジンより数世代上の技術を使ってる

ビスマルク海海戦では、少ない損害で対艦攻撃任務を全うし大活躍
2019/02/10(日) 23:49:12.60ID:aCv2H+V+
>>783にある、翼面荷重200〜210(高速性)、1速馬力荷重2.66(上昇力)、2速翼面馬力 73.5というキ108の特性
「栄21搭載機」で再現したら、どうなるか、を試算してみる。

零戦52が全備(正規)2700〜2800kg、2.8tを基準にすれば、
主翼面積は、翼面荷重200の前提で14u
1速1100psだから、馬力荷重は2.54、
2速980psだから、翼面馬力は70.0

だから、栄12以下の出力で、600kmオーバー達成したらしい、SAI207/407ライクな機体になるんだろう。そう無理はない(笑)
 http://4.bp.blogspot.com/-WECxEOXkelw/VP_gwWWJXaI/AAAAAAAAsNA/CwT5rZw9TMc/s1600/gerergrgerge.jpg
胴体細くして、有効翼幅6.0以上を確保できれば、川崎戦闘機っぽく、高高度の性能を、それなりに確保できるかな?

武装?
機首13.2mm×2だけは固いとして、…30mmを斜め銃にしてみる?
楕円翼であれば、そりゃ翼弦長稼げそうだし、チャレンジする価値はある。
15uの鐘馗に40mm翼内特別装備できたとならば、主翼面積縮小の替わりに「やや翼厚」にするのもあり、かもね。
三菱なら、雷電設計時点でLB翼モディファイした半層流翼にしてるわけで、
川崎のNACA23000シリーズよりは、も少しなんとかできそうであるが。

高高度の高速爆撃機を迎撃する専門の局地戦闘機・乙戦闘機になりそうだが、
キ108同様、630km/h@10000mが達成できそうであれば、P-51と結構イイ勝負できるかも?
馬力荷重や翼面馬力で、マスタングに見劣りしないし。
翼面荷重がマスタングがやや小さめであり、「同一アスペクト比 5.82」の場合は、マスタングがやや小回り効くのだろうが…

アスペクト比または自動空戦フラップなど、工夫の余地は残っている。
2019/02/11(月) 00:07:37.50ID:s7FH1ohr
ある意味、零戦を「研三ライク」に仕立てたら、という【局地戦闘機】かもしれない。
だから、ファウラーフラップだけじゃ、着陸速度が180km台とか危険になるだろうし、
それこそ彩雲のように、親子ファウラー+前縁スラットのような、補助揚力装置テンコ盛りになるか、とは思う。
零戦のような「前時代的フラップ」のまま、というワケにはいかない。

ここまで尖ったスペックの【単座・局地戦闘機】、空技廠も三菱も中島も川崎も、実験していない。
双発複座であれば、いつくかあるけれど。唯一、武装ゼロの研三がやった程度と言えるか?
栄31が、2速1200psを叩き出してるなら、更に6%ほど増速できる可能性はある。
補助揚力装置の工夫で、空母に離発着できるレベルに仕上がるなら、烈風の要求仕様にすらかなり近づく。

とはいえ、昭和16-17年の日本で、実用可能な技術だけの寄せ集めに過ぎないが、
高高度性能にスポットライトを充てて、微調整すると、ここまでのポテンシャルは引き出せるかも、って話だ。
2019/02/11(月) 01:00:02.43ID:yWQ9V4JD
主翼を大幅に手を入れるし、重心調整などを考えれば、
単なる改造というレベルは超えてるだろう。
昭和15年、雷電の要求仕様が提示されてた時点、
運転試験合格前でも月光は栄20を予定して、設計に入ってる。

2.8t程度でも、980ps/6000mのエンジンでも、主翼に工夫凝らせば、
「それなりの局戦」は誕生しそうであったのだが…
2019/02/11(月) 07:13:01.94ID:Udl2CaiI
>>812
本当はMe109を全面的に置き換えてしまうつもりだったので
ドイツ空軍の計画に対して、配備数が限られてるということ
820名無し三等兵
垢版 |
2019/02/11(月) 08:45:36.80ID:fC7TSI97
日本は戦争中彼らの航空機の品質を改善し、航空機エンジンの推力を多いに増加して、最終的に火力で
アメリカ戦闘機を上回り、終戦時、設計と実験段階で第一級の航空機を持っていた。しかしながら、航続距離、
性能、耐久性を増した信頼できる航空機の大量生産でアメリカに匹敵する広範囲な技術と工業的熟練に欠けていた。
The Japanese improved the quality of their planes during the war, greatly increased the power of their aircraft engines,
ultimately exceeded United States fighters in fire power and had first-class aircraft in the design and experimental
stage at the end of the war. They lacked, however, the widespread technical and industrial skill to match the United
States in quantity production of reliable planes with increased range, performance and durability.
http://www.anesi.com/ussbs01.htm
821名無し三等兵
垢版 |
2019/02/11(月) 09:50:41.30ID:VYREClES
雷電は延長軸廃止して先は切るしかなかった。
コクピットもJ2M1の湾曲を平面にするだけで良かった
2019/02/11(月) 10:06:51.83ID:8iUXzrhk
>>821
こんな形になった?
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8d/Brewster_F2A-3_g16055.jpg
2019/02/11(月) 11:03:58.65ID:vPMeZFq8
>>816
有り余るパワーで引っ張り上げるのでない限り高翼面荷重は上昇率の敵
主翼縮小はL/Dを下げるし、最大上昇率を発揮する速度が上がることでも必要馬力が増える
必要馬力 = 重量 x 速度 / 揚抗比
2019/02/11(月) 11:12:24.71ID:s7FH1ohr
>>823
Vsinθ=V(T−D)/W、上昇速度=水平速度成分*(推力-効力)/重量

だから、【抗力】を小さくし、【主翼重量】を軽くする、高翼面荷重の選択肢は、
上昇速度への影響はプラスに作用するんじゃね?
揚力係数は、翼型が同一であれば、劇的に変わるわけでもないんだし。
825名無し三等兵
垢版 |
2019/02/11(月) 11:27:56.74ID:VYREClES
レーシーなコクピットを改悪した時点で失敗
826名無し三等兵
垢版 |
2019/02/11(月) 11:29:24.44ID:VYREClES
鍾馗に20ミリ4丁積んで
火星積めば完成していた
2019/02/11(月) 11:51:11.88ID:C2QMpupo
>>826
火星は水メタ噴射版がダメダメだったから、ハ42でええやんか
2019/02/11(月) 16:53:27.13ID:eqUBjwVc
スピットファイアが20ミリを搭載できたのはでかいバルジを甘受したから
バルジによる飛行性能の低下と主翼面積と厚みの増大の影響と
どっちを取るかだが、一概に翼を薄く小さくすりゃいいというわけではない例
2019/02/11(月) 16:57:31.73ID:eqUBjwVc
十四試局戦について、
空冷発動機、必然的に翼内に20ミリ、翼面荷重135〜140kg/m2
たとえ火星であっても水噴射なしの発動機なら最大速度315ノット
ここまで決まった時点で零戦の改良ではなく
新機軸盛りだくさんの新型機を選ぶのは設計者の趣味に過ぎない
完全なデザイナーズトイ
零戦の主翼を改設計してファストバック、発動機を金星五〇型にすれば事足りてしまう
2019/02/11(月) 17:08:11.62ID:AhKdSeos
>>828
分厚い主翼のタイフーンから、バルジ付き薄い主翼のテンペストに進化という例もありますが
831名無し三等兵
垢版 |
2019/02/11(月) 17:30:59.00ID:VYREClES
零戦32型を20ミリ×4
爆弾500キロ
急行下制限速度750キロ
金星
一撃離脱型の爆戦で十分
832名無し三等兵
垢版 |
2019/02/11(月) 17:31:58.88ID:VYREClES
雷電も彗星も遠回り
833名無し三等兵
垢版 |
2019/02/11(月) 17:33:10.96ID:VYREClES
3式と4式も大量生産に不向き
2019/02/11(月) 17:34:45.83ID:s7FH1ohr
スピットのBウイング、20mmはドラム給弾60弾だから、バルジあるだろうが、
Cウイング・ユニバーサルウイングになると、ヒスパノ20mmだってベルト給弾120弾だろう???
2019/02/11(月) 17:35:35.55ID:eqUBjwVc
>>830
だから一概には言えない、と
2019/02/11(月) 17:38:37.95ID:F9HHrPnL
よくある話だけど金星に夢見すぎよなあ
まあ、「金星5Xでいいからコンパクトなミゼットファイターを作っていれば!」てのは誰もが思い描くif
2019/02/11(月) 17:41:36.06ID:eqUBjwVc
スピットファイアの場合、バルジは機銃本体を覆うようにして取り付けられてる
元がモーターカノンだから仕方ない
速度が低下しても武装がしょぼい迎撃機よりはマシなので2挺を纏めて覆うなどの工夫をしてる
838名無し三等兵
垢版 |
2019/02/11(月) 17:41:42.04ID:VYREClES
戦時には
零戦 爆戦に改良
1式戦 
99艦爆 13ミリ×4と引き込み脚に改良 37ミリ搭載の大陸戦車対策
鍾馗 20ミリ搭載
2019/02/11(月) 17:43:15.59ID:AhKdSeos
>>834
弾倉のためだけにバルジがある訳では無い
例えばBf109G6の機首には13mm機銃の保弾子の排出シュート等を覆うため、ボイレという膨らみがある
840名無し三等兵
垢版 |
2019/02/11(月) 17:48:18.66ID:sX/TtHFg
G型は機首にバルジが半球形に突出してるのが問題
K型みたいになだらかに膨らんでないとなあ
2019/02/11(月) 17:51:43.81ID:eqUBjwVc
実際のところ、金星が戦闘機に回ってこない理由を考えると
九六陸攻に枠を取られてたから、しかない訳で
散々戦訓に上がってたのに昭和20年まで戦闘機第一主義に転換できなかった、
何を第一とするか誤ってしまった
航空戦では戦闘機が有利で搭乗員の養成も容易だとわかってたのに
という海軍の後悔にもつながる話

九六陸攻の分を零戦に回すと昭和17年の零戦の生産数は6割向上する
栄と金星の二本立てなら戦闘機隊の定数を満たした上で九六艦戦からの機種転換も完了する
2019/02/11(月) 17:56:42.35ID:s7FH1ohr
金星ゼロ戦STOL厨、今日もID替えて暴れてるな(苦笑)
ストローク比も圧縮比も、金星よりも栄の方が優れてるゆえの優れた低燃費を無視して、
相も変わらず、か?

ゼロ戦はキミのデザイナーズ・トイじゃない。

そもそも、爆戦するにしたって、作戦行動半径何百km見込んでいるだ、と。割とマジで。
25番でも50番でもいいが、爆装した時点でドロップタンクの芽はほぼ消えるわけだしな。
主翼根の主タンク+胴体内タンク、せいぜい500L未満しか入らないわけで。
栄21の巡航 90L/時間って奇跡は、金星ではあり得ないわけだしな。

米軍艦載機の足の短さゆえ、敵機動部隊は、要衝の200浬付近まで接近して、攻撃隊を発進してくる。
小沢第一機動艦隊・が、前衛と敵艦隊200浬以上離した史実は、これに呼応する。
本隊との380浬は、敵の索敵にもひっかからないセーフティーの確保。
戦闘30分+200浬×3とするにしたって、雷電でも辛いんじゃね?
これぐらいの巡航性能を、主タンク+胴体内の正規全備状態で持ってなきゃ、
爆戦の意味はロクにない。
2019/02/11(月) 17:59:40.07ID:eqUBjwVc
金星五〇型では出力1割増の割に旨みが少ないという意見もあるけど
実際には零戦に1300馬力の発動機を搭載すればF-6Fに対抗できるとされた(これが零戦五三型の計画)
栄三〇型は金星五〇型と比べ同じ馬力で機構は複雑、しかも発動機本体で50kg重い上にさらに数十kgの水を積まねばならない
発動機重量と水だけで燃費の分を相殺してしまう上に、信頼性は乏しい(どころか水噴射で1300馬力という目標自体達成できない有様)
旧海軍関係者のお膳立てで自己弁護の機会を与えられた堀越技師が、その場ですら素直に認めてる過ちは確かに間違いないという例
2019/02/11(月) 17:59:59.04ID:za8bLZDL
増槽なら主翼に下げればいい
2019/02/11(月) 18:08:37.05ID:eqUBjwVc
>>842
爆装零戦においては翼下の落下増槽を計画しているんで
ドロップタンクの芽が消えるという発想が意味わかんないんだよな

さらに機内の燃料槽に500立しか入らないという前提がまず間違い
A6M8において650立+水数十立は容積がある
零戦五二型丙など、戦争後半の零戦は機体満載を正規としてるから
A6M8も同様と見ても良いだろうところ

爆戦の運用に関してろくすっぽ調べないから間違った全体が独り歩きするんだよ
2019/02/11(月) 18:09:33.76ID:s7FH1ohr
栄21で、戦闘30分(265L)消費するから、正規状態で残り200L程度。

3/10公称なら、もっと低燃費になろうが、4/10あたりで90L/時間。
2.2時間飛行可能で、333km/hならば、ざっと730kmぐらい。
セーフティー見て3で割るなら244km、浬換算なら130浬程度だ。

低燃費の栄ですらこんな感じ、更に燃費が悪化する金星・火星だったら…
25番なり50番なりは、外付けする以上は空気抵抗、ドロップタンクだって同様。
爆装+ドロップタンクという、空気抵抗を抱く爆戦。敵の迎撃機の来襲を、どう突破するんだか?

高速で振り切る、ってモスキート的なワザは、増槽爆戦にはまずあり得ない。
99棺桶よりはマシとは思うが、彗星を運用した方がマシ、に見えてくる。
2019/02/11(月) 18:21:52.05ID:eqUBjwVc
そもそも爆戦はモスキート的な運用を前提にしてはいない、とか
一号零戦ですらカタログ上の正規状態を超えた機内満載での出撃が常態化してたとか
五二型以降は機内満載が正規とか
議論の前提となる知識についてはサービスで書き込んでるんだから
読んどいてほしいな
2019/02/11(月) 18:28:27.20ID:s7FH1ohr
↑ つ >>333,430,432,452,488
2019/02/11(月) 18:54:09.83ID:xCvGyNR1
>>824
主翼を小さくしても上昇時のような低速では抗力は小さくならない。

プロペラ機に推力を使う式は不適当。
上昇角が小さいプロペラ機なら下の式で十分。(sin θ ≒ tan θ かつ cos θ ≒ 1 なので)
上昇率 = 余剰馬力 / 重量
    = (利用馬力 - 必要馬力) / 重量
    = (利用馬力 - 重量 x 速度 / 揚抗比) / 重量
最大上昇率 = (最大馬力 - 最小必要馬力) / 重量
この式から「速度 / 揚抗比」が一番小さい状態で必要馬力が最小になり、上昇率が最大になるのが分かる。
揚抗比は重量と速度の関数である。

式では重量軽減で上昇率が増えるように見えるが、主翼の縮小による悪影響は大きい。
主翼の縮小により最小必要馬力は確実に増える。
全抗力に対する主翼以外の抗力の割合が増えてCdが大きくなるので揚抗比が悪化すると同時に、
翼面荷重が増えて最小必要馬力で飛べる速度が上がるから最小必要馬力は増える。
その結果として余剰馬力が減るが、重量軽減の効果とどちらが勝るかは微妙だ。
(主翼重量の減少分は全備重量の数パーセントだろう)

戦闘機のように最大馬力>>>最小必要馬力なら、低空では上昇率は微増するかもしれない。
しかし最小必要馬力は高度が上がれば増加するので、
最小必要馬力が大きい機体は高度が増すほど余剰馬力の減り方が激しい。
つまり高高度性能が悪化するのは必至。
史実でも高空要撃に苦戦してるのに、それより劣るのではどうしようもない。
850名無し三等兵
垢版 |
2019/02/11(月) 19:04:51.43ID:VYREClES
首無し彗星ほど無駄な時間だった
2019/02/11(月) 19:07:35.21ID:s7FH1ohr
重量が軽くなれば、必要な揚力も小さくてすむ。
従来の翼型用いれば、当然、迎え角が変わる。
迎え角が変われば、揚抗比も変わる。

重量が軽くなれば、必要馬力も少なくて済む。
主翼を小さくすることは、Cd0も小さくなること。摩擦面積が減るわけだし。
重量軽くなれば、Cdiも小さくなる。必要とされる揚力が小さくなるのだから。

はて、という感じ。
852名無し三等兵
垢版 |
2019/02/11(月) 19:09:08.66ID:sX/TtHFg
陸軍型火星、ハ32-11、直径1340ミリ、乾燥重量700キロ、離昇1500馬力、公称1450馬力/2600m、1340馬力/4600m
金星62、ハ112 -2、直径1230ミリ、乾燥重量675キロ、離昇1500馬力、公称1350馬力/2000m、1250馬力/5800m

昭和13-14年には火星11が出ていて、昭和19年後期から量産される金星60と同じレベルのスペックを
備えていたんだから、雷電には変に樽ドル化させずに
火星ギリギリの胴体太さで小型でスリムに作って欲しかったなとは思う。

ライトサイクロン、R1820、直径1400mmを搭載したイ-16、F2A、FM-2が戦闘機として成立するんだし
雷電がなぜ難産なのか不思議だ。
2019/02/11(月) 19:25:19.63ID:1/o99eOm
GBレーサーに代表される、大直径空冷エンジンによる空気抵抗は諦め、全長を短くする事で空気抵抗を受ける面積を減らす設計思想は
ビジュアル的に日本人の好みに合わなかったんだろう(だって樽デブじゃん)、そして紡錘形にして折り合いをつけたのが雷電
2019/02/11(月) 20:08:51.18ID:xCvGyNR1
>>851
>重量が軽くなれば、必要馬力も少なくて済む。
主翼が小さくなるならそうはいかない
逆に主翼を大きくすれば重くなっても必要馬力を減らすことが出来る
遅く飛べれば必要な馬力は減るのだから

>主翼を小さくすることは、Cd0も小さくなること。摩擦面積が減るわけだし。
主翼、尾翼、胴体、その他の抵抗面積の合計を主翼面積Sで割ったのがCd0
主翼を小さくすればCd0・Sは小さくなるがCd0自体は大きくなる
Cd0が一番小さい形態は全翼機だということを考えれば分かりそうなものだが

>重量軽くなれば、Cdiも小さくなる。必要とされる揚力が小さくなるのだから。
誘導抗力は翼幅荷重の2乗に比例する
主翼面積を減らすなら当然翼幅も減るだろう
主翼の重量減少分なんて消し飛ぶよ

一度具体的な数字で計算をしてみたらいかがでしょうか
2019/02/11(月) 20:22:17.41ID:s7FH1ohr
そもそも、プロペラ機だって、エンジン出力とプロペラ効率から、推力を計算する手法があるわけで、
プロペラ機に推力を使う式は不適当、と断言するところが極めて気持ち悪いけどな。

実際、最前線の現場では、
防弾鋼板降ろしたり、
銃弾を半減して装備したり、
高高度性能が劣る零戦などを、更に軽くして高高度性能を確保しようと必死だったわけで、
重量を削ることに意義がない、ハズはない。

更に翼面荷重を高めることは、速度増加の有力選択肢。
Cd0を小さくする(摩擦抵抗面積をゴリゴリ削る)という意味でね。
2019/02/11(月) 22:08:27.55ID:za8bLZDL
>>853
ジービーとかI16レベルに短くすると安定性を欠くようだがね
2019/02/11(月) 22:38:41.50ID:nf1KGzYW
>>830
テンペストがバルジ付き薄い主翼?
何処の仮想戦記ですか?
2019/02/11(月) 23:02:26.84ID:9AMEyDuM


https://travelforaircraft.wordpress.com/2013/02/06/fam-hawker-tempest-ii-write/

タイフーンよりずいぶん主翼が薄くなってて、主翼の最厚部より後ろに機関砲のためのバルジあるよな。
2019/02/11(月) 23:59:53.13ID:vPMeZFq8
気持ち悪かろうと、上昇率は余剰馬力に比例するんだから馬力を使うのが適当

重量が軽いほど上昇率と高高度性能が良くなるのは常識だが
少し軽くなったとしても主翼を小さくして高高度性能が上がると考えるのは間違い
上昇時は誘導抗力の占める割合が大きい低速飛行だから翼幅は大きいほうが良い
そして高高度飛行もCLを基準にすれば低速と言える

>更に翼面荷重を高めることは、速度増加の有力選択肢。
翼面荷重が高まるのは速度増加のために主翼面積を抑えたまま強力で重いエンジンを載せた結果でしかない

>Cd0を小さくする(摩擦抵抗面積をゴリゴリ削る)という意味でね。
抵抗面積と抵抗係数の違いが分かってないようだ
2019/02/12(火) 00:37:13.60ID:I6QSmAYA
軽量化の結果、「余剰推力」が余計に生まれるわけで、
であれば、高翼面荷重が生きることもあるわな。
2019/02/12(火) 06:39:45.55ID:3sqYpAFg
ハリケーンとタイフーンはもともと軍の要求で機関砲を積むため
厚いクラークyの翼型を要請された
タイフーンの速度が伸びないのでテンペストは楕円翼に似た薄い翼を要求された
2019/02/12(火) 10:30:46.05ID:vrpWgtNr
>村上義美一飛曹は雷電と米軍機を比較して「高速のP−51相手だと苦しい。P−51に比べればF6Fは振り切れるのでさほど恐ろしくなく、
>F4Uはどうということもなかった」と評しています。

http://www.warbirds.jp/ansq/11/A2002415.html
2019/02/12(火) 13:03:24.81ID:SLxNot+W
戦績みるととてもそうとは思えないが、F4Uって日本戦闘機パイロットの評価が低い傾向にない?
2019/02/12(火) 13:51:21.80ID:EZbhCVGt
つか「翼面積を削っちゃらめえええ!」なら鍾馗の上昇性能は劣悪じゃなきゃならないよねえ・・
2019/02/12(火) 13:54:41.60ID:LNDx2KLz
速くても機動力が低いと、生き残ったベテランにはかわせるんだろうね
新人さんはやられちゃう
2019/02/12(火) 14:00:36.33ID:i+ZreXjk
そもそも鍾馗は言うほど高翼面荷重じゃない
機体規模自体が小さい
単に失速特性が悪いから殺人機だった
2019/02/12(火) 14:30:40.82ID:qHMqf0xY
>>864
少々の速度低下を甘受して主翼を伸ばしてたら高高度性能はもっと良くなったよ
2019/02/12(火) 14:36:42.04ID:qHMqf0xY
あと、馬力が有り余ってる高度なら機体の空力性能は上昇率にあまり影響しない
2019/02/12(火) 15:03:52.77ID:I6QSmAYA
そもそも、公称馬力を用いて、短時間で高高度に上昇するんだし。

揚力=1/2*(大気密度)*【速度】^2*【代表(主翼)面積】*【揚力係数】
に戻れば、空気抵抗を削るために代表(主翼)面積縮小しても、
速度の二乗の恩恵が得られるなら、ヒコーキはグングン上昇しますな。

揚力が強く発生する以上、誘導抗力が強く生じるにしたって、
誘導抗力というものは、翼幅荷重の二乗に比例、速度の二乗に反比例。

重量の二乗は分子にある以上、軽く作ることは正義。
有効翼幅の二乗は分母にあるから、長い翼幅・細い胴体は正義。
速度の二乗も分母にあるから、高翼面荷重で速度が余計に早くなるなら正義。
2019/02/13(水) 00:35:39.76ID:KgonoieF
>>862
F4Uは米軍側の厳密な比較試験評価と比べると明らかに彼の評価は過小評価だね
たまたま与しやすいパイロットが乗ったF4Uと当たったんだろう[
2019/02/13(水) 00:58:25.86ID:m3aGmVOn
F6Fは素早く横転して逃げたり格闘を挑んで来ることもあるけど、F4Uは一撃かけて飛び去りつつ上昇、反転してまた降下しながらの一撃と繰り返す傾向があるので、見張りが出来ていれば回避出来たとか
ちなみにフライトシムのIl-2シリーズでも、後ろから銃撃をかけると、AIがコロコロ横転してダイブで逃げに入る設定のF6Fの方が墜としにくかったな
2019/02/13(水) 01:17:11.23ID:bej5tXwu
素早く横転するのには、F4Uの方が向いてたと思うけどな
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