韓国艦のレーダー照射、本当に海自P-1哨戒機は「脅威」だったのか? 検証する
関 賢太郎(航空軍事評論家)
2019.01.08
哨戒機は普通、監視対象にどれくらい近づくものなの?

 実のところ、監視対象から「高度150m、距離500m」という数字は、特別に低高度でもなく危険なほど接近してるともいえない数字です。
たとえば韓国海軍は、P-1哨戒機とほぼ同様の運用をしているP-3哨戒機を保有していますが、
韓国メディア「月刊朝鮮」の記者が2013年7月10日にこのP-3へ搭乗取材した記事によると、
「目視識別のために高度を100mまで下げた」「外国の艦艇監視のため高度60mで接近飛行する」とあり、
韓国海軍の哨戒機部隊自身が外国の艦艇に対して、今回の事件におけるP-1よりもはるかに低い高度を飛んでいることが分かります。

https://trafficnews.jp/post/82564/2

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