F-35 Cueing Artillery To Take Out Air Defense Site During Test Is A Glimpse Of The Future
https://www.thedrive.com/the-war-zone/31471/f-35-cueing-artillery-to-take-out-air-defense-site-during-test-is-a-glimpse-of-the-future
DECEMBER 13, 2019
・米陸軍の砲兵ユニットは最近、F−35Aからのターゲット情報に基づいて敵の防空システムを破壊するというテストを実施した。F−35自身は攻撃しないので敵に露見しない。
・F−35は大量の電子データを吸い上げ、防空及び砲兵システムと通信ノードに関連するさまざまなエミッターを発見、分類し、位置を特定、その情報を他の航空機や後方のコマンドセンターに送信できる。
2018年には海兵隊のHIMARSがF−35Bからの情報に基づいてターゲットを破壊できることを実証しているが、今回のテストはそこからさらに進んで、敵防空網の抑制/防空の破壊(SEAD/DEAD)ミッションを実行できることを示すのが目的。
F−35は、自機が搭載した兵器を使い切った後も戦場にとどまって標的を破壊し続けることができる。
・今回のテストではF−35がターゲットを見つけてからM109A6が破壊するまで1分かかっており、改良とさらなる実験が必要だろう。F−35が今回MADLを使用したかは不明だ。
MADLは送信したことが検出される可能性を減らすように設計されており、このシナリオでは不可欠のはずだが、MADLはこのデータリンクを装備した他の航空機としか通信できないことを考えると、今回は使っていない可能性が高い。