あんまり話題にもならないけどIntelの10nmと22nmを積層したLakefieldについて考えてみる
結構大きな方針転換でIntelはモバイルでも(比較的)ハイパワーのプロセッサで
短時間で処理を終わらせすぐスタンバイに入った方が効率が良いと主張していた
その為にモダンスタンバイといった仕組みをMicrosoftなどと組んで進めてきた
モダンスタンバイは浅いが高効率のスタンバイでネットワーク接続が維持され一部機能が使える
ただ対応ハードウェアなど気難しい部分が多く普及しているとは言い難い

LakefieldはCPUマイグレーションといったOSの対応こそ必要になるが
それさえクリアしてしまえばかなり制限の少ないシステムを提供してくれるアーキテクチャーだと思われる
必要な時だけSunny Coveのハイパワーを使い通常時はAtomに任せるといった実装になるのではないだろうか
多分専用となるスタンバイも22nmのパッシブなリーク電流の少なさを使い
パワーゲーティングやクロックゲーティングなどを用いず1コアをごく低クロック稼働し殆どの機能を維持すると予想する(他のコアは当然パワーゲーティングする)

長々と書いたがモバイルPCに新たな価値を与えてくれる可能性がある技術で大いに期待してる
Arm Windowsが提供してくれるはずだったスマホライクな使い勝手はこれで実現されるかもしれない