>>60
J2Fダックみたいな水陸艦万能機って、それを実現するために他の性能を犠牲にしないとアカンからね。
限られた量を質で補わないとアカン日本としては、「何にでも使えるけど、何に使っても大して優れてない兵器」に熱心じゃなかったのよ。
そういうのって数揃えて初めて意味を為すものだけど、日本は数揃えられないから。

で、水上機の艦上機化やその逆自体はやってないわけじゃなく、一三式艦攻の水上機化や、九〇式水偵の艦上機化はやってる。
特に九〇式水偵改め九〇式艦偵は急降下爆撃もできたけど九四式艦爆が実用化されれば不要だったし、艦偵としても九七式艦偵を
さらに作ったけど「九七式艦攻で間に合うやん」で3機しか作らなかったし。

仮に九五式艦偵や零観の水陸艦バージョン作ったとて、水上機版や九七艦攻より性能優れてなきゃ採用する理由も無い。
何でかって、「必要とあらば対潜任務の期待でも決戦に投入できなきゃ戦力不足の日本海軍」だから。
少なくとも瑞雲レベルの性能持つ機体を実現できてないとね。