航空機
 夜通し飛行できる水上偵察機とそれを艦上化した艦上攻撃機
 計画当初ではそのような飛行機は存在せず、7試水上偵察機で盛り込まれた
 7試水上偵察機で制式採用された川西94式水上偵察機は、水上偵察機部分では性能を満たしたものの、フロート内にも燃料を積み込んでいたため艦上化は困難だった
 しかし、時の海軍航空本部長塩沢幸一が厳命して継続させ、ナンバーでは塩沢の下であった山本五十六もそれを受けて継続し、
9試艦上攻撃機で制式採用された空技廠96式艦上攻撃機でほぼ実現
 ※ただし、カタパルト射出時は魚雷搭載不可
 それからカタパルトの技術向上待ちとなったものの、単葉機は下部視野が制限されやすいことが判明し、
 12試三座水上偵察機の要求仕様には偵察員席椅子前端を主翼前端と同じ位置にすることが入った
 12試水上偵察機で制式採用された愛知零式水上偵察機、そして艦上化した愛知2式小型艦上攻撃機は、1式2号射出機11型により有効戦力化された

カタパルト射出
 他海軍とは違い、艦上機でも水上機と同じ滑走架台を用いる
 カタパルト後方の滑走架台搭載場にて、滑走架台と空母用運搬台車に載せる
 このため、格納庫内でもエンジン試運転をすることからある程度の開放性が求められた
 射出後は先端に残る滑走架台を人力で取り外して、舷側にある滑走架台シュートへ入れると飛行甲板下を通って滑走架台搭載場近くの滑走架台置き場へ戻る
 この先端作業員は危険であるため、作業中は命綱を常時装着
 ちなみに米英海軍はワイヤーを使い、1回毎に海に投げ捨てをジェット化されてもやっていた