高句麗好太王もしくは広開土大王、
「國岡上廣開土境平安好太王」がフル諡号な。姓名は高談徳。

いわゆる「好太王碑」を残した王様だ。
好太王碑は自分の業績を残すため長文の漢文を刻んだ碑文だ。
しかし韓国人は広開土大王について実はよく知らない。

内容は素直に読めば倭が海を渡ってきて百残(百済)とかを家来にしたので撃退した、
また来たのでまた撃退した、というようなことが書いてある。
半島の一部を倭が領有してたことが明確に書いてあるから困り物なのだ。

韓国人はなんとかしてこの漢文を「海を越えて倭に攻め込んだ話」に読もうとしたり
「この碑文を発見した日本の軍人が改竄したニダ!」とか言ってみたりしているがどうもうまくない。

なぜならこの碑は今、中国に建ってるからだ。
当然好太王は自分の領土に建てたし、碑はずっとそこを動いてない。
しかし碑が建ってるのは中国吉林省だ。
中国が「高句麗は中国の地方政権だ」というのも嘘でもなんでもない一面の真実なのだ。

中国人もこの碑を大事にしていて、ちゃんと保護されているし、
韓国人の言うようには読めないことも、誰かが改竄した跡などないことも確認している。
だから韓国人は広開土大王を「なんかエラい韓国の王様」だと思ってるけど
碑文の内容は全然知らないのだ。