>>151
>>853
大問題なのは人類が文明を発展させたせいで、本来生存に不利になる形質を許容しうるようになってるってことだよ
例えば調理するようになって顎の機能がどんどん退化してきてるのだが
顎みたいな食物接種に関わる部位は本来、突然変異で弱くなったりすると強い淘汰圧に晒されるわけだ
こういう突然変異はしょっちゅう起きてても自然界ではあまり見られないのはそれが生存に不利だからだが
人間はそこから逃れられるせいで顎が弱くなった個体でも普通に子孫を残せるので、遺伝子が伝搬していく
むしろ、「ある器官が強い」ことは、その分栄養素なんかのリソースを回してるわけだから
文明で必須ではなくなってしまった顎を弱くする遺伝子はむしろ有利になる可能性すらある
これは家畜化と同じ進化過程なわけで、人類は文明を発明したことで自分を家畜化していってるんだよ
その結果が親不知の出現、さらに親不知が生えてこない人も増えてきてる
こういうのは非常に短期間に出現してて、たとえばよく知られてるのは日本人の足の小指の骨の数が減っている傾向にある

人類の精子がどんどん弱くなっていってるのもこれだ
婚姻制度が発達して寿命が伸びたせいでなかなか妊娠させられなくても子孫を残せるようになったからだな
逆に、教育コストが跳ね上がって、精子が元気でも子供をたくさん作って育てるのが難しくなってきてるし
不妊治療が増えれば、不妊治療で産まれた子供は当然自然妊娠が難しい傾向にあるので
これは今後さらに増えていくだろうね