在日米軍再編に伴って、厚木基地の第5空母航空団が移転している。
この際に艦載機も劇的に更新。戦闘機もF-35になったし、早期警戒機もE2Dになった。

なんのために強化されたかといえば「対中国」

「尖閣諸島問題」「東シナ海ガス田問題」で中国の太平洋への進出の野望に対する一定の抑止力として機能するのが期待できるため。
アメリカにとっては米国東海岸に中国海軍の原子力潜水艦が現れる可能性が発生したら都合が悪いという事です

最新鋭の米戦闘機F35、岩国基地に配備
https://www.cnn.co.jp/world/35095024-2.html
米海軍、最新型の早期警戒機を岩国配備へ ステルス機も捕捉
https://www.cnn.co.jp/world/35094691.html

ゲームの世界と違って現実の世界では軍需産業の収益は「戦争が起こる!!・・・・・かも?!」という緊張感だけで権益を確保出来る状態にあります。
国防計画を策定する際には、兵員数・装備量・各種物資量などが具体的にいくら必要になるかという想定が必要になる。
無論、現実性を持たせるために多くの場合には隣国もしくは利害が対立する可能性のある国を対象として設定されてます

例えばアメリカは中国と戦争をやっていなくても ・・・・

米英仏等の軍需産業は日本・韓国・台湾・フィリピン・ベトナムに対して
「貿易摩擦が進行して中国がスーパー301条の報復として米国のシーレーンを封鎖する!!・・・かも?!」
「中国がアメリカから盗んだステルス技術を盗作したJ-30を人海戦術で大量生産して台湾や日本にフィリピンを侵略する!!・・・かも?!」
などと中国の脅威を最大限に煽る事でおもいっきり割高な金額で兵器を売りつけようとするでしょう。特にアフターパーツはボロ儲けに・・・・。
これが嫌だから日本は兵器を無理して国産化しているのです。

たとえJ-20の実態が・・・・
「見た目だけのハッタリの中華お得意のハリボテ兵器」「エンジンがクソで実戦では瞬殺される雑魚」「アフターバーナー炊いたら勝手にエンジンが爆発して墜落する雑魚」
であっても問題はありません。あくまでも「戦争が起こる!!・・・かも?!」だけで十分です。軍需産業が収益を上げられるのは実戦ではないのです。