旧日本軍の海軍将校だった人の著書に、「海軍大学校学生時代、米国で映画『風とともに去りぬ』が大ヒットしていると知り、
日本に占領されているシンガポールにフィルムがあるときいて、
教授に「敵国の国民性を知るために、そのフィルムをとりよせて観てはどうでしょうか」と提案したら、
「戦争中に敵国の色恋映画など観ている場合か」と叱責され、却下された、とある
英語は堪能でも、「敵を知る」という情報面ではだめだったようだ