京都市左京区の寺、「瑞光院」で境内に安置されていた仏像1体がなくなっていることがわかり、
警察は何者かが盗んだとみて捜査しています。

先月25日、京都市左京区鹿ケ谷の「瑞光院」で、境内に安置されていた不動明王像がなくなっていることに
寺の清掃などを任されている近くの住民が気づき、連絡を受けた寺の住職が警察に通報しました。
瑞光院によりますと、なくなった不動明王像は高さ約1メートル、幅約40センチの金属製で、
市などから文化財指定は受けておらず、屋外の台座に安置されていたということです。
瑞光院はふだんは無人ですが、近くの住民が週に2、3回、清掃や整備に訪れていて、
この住民が2日前に訪れたときには異常はなかったということです。
警察は何者かが仏像を盗んだとみて捜査しています。

仏像がなくなっているのを見つけた他谷毅直さんは
「腹が立つし、よくこんな罰当たりなことをしたと思います。他の仏像のことも心配です」と話していました。
また、瑞光院の松尾潤道住職は「不動明王は人々の苦しみを代わりに受けてくれる仏様なので、
このように盗難に遭ってしまったのかもしれませんが、できるだけ早く帰ってきて
、またこの土地を守っていただきたい」と話していました。
瑞光院は昭和29年に開かれた高野山真言宗の寺で、火が残る護摩木の上を参拝者などが歩いて厄をはらう「火渡り修行」で知られています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20190201/2010002858.html


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