勤労統計問題の原因は「COBOLプログラムのバグ」
2019年01月23日 14:30 池田 信夫
http://agora-web.jp/archives/2036852.html
・システム改修を行った担当係によると「外部業者等に委託することなく自前でシステム改修を行うが、
 毎月勤労統計調査に係るシステムのプログラム言語はCOBOLであり、
 一般的にシステム担当係で COBOL を扱える者は1人又は2人に過ぎなかった」。
 このため、ダブルチェックができなかった。

要するに問題は私が推測したように、2004年に東京都を抽出調査に変えたとき、
データに抽出率逆数をかける復元をシステム担当者が忘れたバグに尽きるのだ。
これはCOBOLで書かれた特殊なプログラムなので高齢者しか読めず、そのミスがチェックできないので、
去年まで誰もが「逆数をかけているもの」と考えて処理していた。

情報システムを役所の技官が、COBOLのレガシーシステムで構築するのも間違いのもとだ。
歴代の厚労相を国会に証人喚問するなどというスタンドプレーより、まず厚労省のコンピュータをオープンシステムに更新し、
事務処理を透明化して、第三者がチェックしやすい体制にすべきだ。

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データベース処理ならともかく統計処理にCOBOL使う必要ないじゃろ
FORTRAN使うじゃろ