「メイド・イン・コリア」旅客機を推進…「日本も成果を出せなかったが」懸念の声も (中央日報 2/8)

「メイド・イン・コリア」の民間機に乗る日が実現するだろうか。

韓国航空宇宙産業(KAI)が民間機のライセンス生産を推進していることが8日、分かった。
KAIがライセンス生産を推進している民間機はカナダ航空機メーカーの「ボンバルディア」が生産しているQ400だ。

カナダに本社を置くボンバルディアは世界3大民間航空機メーカーに選ばれる。KAI関係者は
「ボンバルディアとライセンス生産に関連した協議を進めている」と話した。
Q400は双発プロペラを基盤とした90人乗りの中型民間機だ。1995年から開発が始まったQ400シリーズは2000年、
商業運転を始めた。 最近までもモデルの改善を進めて乗客座席を90人乗りに増やした。
(中略)
反論もある。民間機の需要先が十分に確保されていない中でライセンス生産契約を結ぶ場合、ライセンス費用だけを
払うことになるだろうという主張だ。

KAIは昨年末、米空軍の次世代高等訓練機(APT)事業の受注に失敗した。
ヘリコプター「スリオン」のフィリピンへの輸出も挫折した。

航空業界関係者は「民間機は安全に直結しているため、安全性が十分に検証された米国や欧州企業が独占している市場」
としながら「韓国より技術でリードしている日本も民間機の開発に乗り出したが、世界市場で成果を出せていない」と話した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190208-00000038-cnippou-kr

ボンバルディアもせっかくの売れ筋商品の相当部分を気前よく韓国に完成機生産の形で分配するとは思えんしな。
良くてノックダウン生産のレベルかも。

それに広大な国土を抱える中国や、南北に細長く多数の離島便を持つ日本と違い、韓国は国内航空便の需要が極めて
少ないのだから、せっかくQ400を国内生産できても、それに見合う需要が見込めんし。

特に韓国は済州島以外狭く地続きの国土を高速鉄道と高速道路で主要都市を結んでいるから、余計に国内便が要らんし。